2018年4月5日花粉情報
スギ花粉15.5個、ヒノキ花粉209.5個、その他の花粉417.6個でした。
累積スギ花粉4133.3個、ヒノキ花粉3608.4個、その他の花粉6340.5個。
朝から曇りの天候で、昼過ぎに晴れ、その後、夜には雨も降りだし、昨日までの暖かい気候から寒気が入り気温も下がり、明日以降には、久々にまとまった雨が降りそうです。
花粉飛散は、4月8日(日)には天候は回復しそうですが、それまでのわずかの雨の間は一段落しそうです。
ただ、雨が本降りになるまでは、花粉は飛散していることも忘れてはなりません。
本日もヒノキ花粉は、それでも多く、209.5個飛散しています。
クリニックでの、3月26日からのヒノキ花粉の急増で、眼やのどの痒み、咳症状など、ヒノキ花粉によると思われる症状を強く訴える方が増えています。
今年ほど、突然のヒノキ花粉の大量飛散は、過去30年で経験したことがありません。
本日で、ヒノキ花粉3608.4個は、今年飛散したスギ飛散総数4133.3個の87.3%にもなりました。
例年、当観測地で、過去30年において、ヒノキ花粉は、多くても20%位で、
これより多かったのは、1991年の41.9%、2014年の53.4%でした。
これと比較すると、ずば抜けて多い、今年のヒノキ花粉の割合の多さは異例です。
今のところ、『今年の突然のヒノキ花粉の観測史上最高の飛散』の原因は不明であり、その原因解明が待たれます。
また、今後、このようなヒノキ花粉の飛散量の増加が起こりうるのなら、その対策も必要となります。