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4月27日(土)スギ花粉0個、ヒノキ花粉0.9個、その他の花粉10.5個でした。

[2024.04.28]

小雨が降ったり曇ったりの天気で、最高気温も、23.2℃まで上がりましたが、風が弱く飛散する花粉はわずかでした。

スギ花粉は、連日0個、ヒノキ花粉0.9個、その他の花粉が最も多く、10.5個(カバノキ科(シラカンバ0個、ハンノキ0個、オオバャブシ0個、イヌシデ0個)、ブナ科(コナラ0個、クヌギ1.9個、クリ0.6個、シラカシ・クルミ0個、スタジイ他0個、ブナ・イヌブナ1個)、バラ科サクラ属 ソメイヨシノ 0個、イチョウ科イチョウ0.3個、マツ科(アカマツ0.6個、クロマツ0個、トウヒ0.3個、ヒマラヤスギ0個、カラマツ0.6個、ツガ0個)、エゴノキ科(エゴノキ0個)、マンサク・チドリギ0個イネ科(イネ0個、カモガヤ0.3個、ガマ0個)、ニレ科(ケヤキ0個)、クルミ科(クルミ0個)、カヤツリグサ科(スゲ0個)、ヤマモモ科(ヤマモモ0個)、ヒユ科(アカザ0個)、その他2.8個))でした。

 

明日以降は、晴れて最高気温もさらに上がる予報です。ヒノキ花粉の飛散も天候が良いと、まだ増加する傾向もあります。ヒノキ花粉の飛散終了は、例年、4月末から、5月連休すぎとなることもあり、終了は間近と予想されますが、もう少し先となりそうです。 

クリニックでも、ほとんどの方の花粉症症状は良くなって、消失しているか、ごく軽度です。それに反し、ヒノキ花粉に反応している方は、まだ症状が、軽くなっている方が大部分ですが、わずかの方は、この時期、かえって症状が強くなってきている方もいます。

この時期、症状に強くなってきている方は、イネ科(カモガヤなど)や、ブナ科(ブナ、コナラ、スダジイなど)が原因となっている可能性があります。

 

◆ブナ科の樹木(樹木ペディア)

https://www.uekipedia.jp/%E3%83%96%E3%83%8A%E7%A7%91%E3%81%AE%E6%A8%B9%E6%9C%A8/

◆スダジイ『ウィキペディア(Wikipedia)』

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%80%E3%82%B8%E3%82%A4

スダジイもブナ科でクリニック近隣が一斉に花をつけだしました。しいのみがなる木で、公園や街路樹として植えられています。

毎年、この時期になると、花粉症の症状が強くなって、クリニックに受診する方がいます。中には、スギ、ヒノキ花粉より症状が強く、

ブナ科(ブナ、コナラ、シラカンバ、ハンノキ)のアレルギー検査(RAST検査)を実施すれば原因となっているか判断できます。

 

また、ブナ科に対しアレルギー症状を持つ方は、口腔アレルギー症候群(Oral Allergy Syndrome:OAS)を持つ方が多く、果物(バラ科の果物(リンゴ、モモ、イチゴ)、ウリ科の植物(メロン、スイカ、キュウリ)、キウイ、バナナ、ジャガイモ、トマトなど)を摂取すると、口のかゆみ、腫れ等の症状を引き起こします。

 

◆口腔アレルギー症候群(Oral Allergy Syndrome:OAS)(Allergy Now:日本アレルギー学会公式サイト)

https://www.jsaweb.jp/modules/stwn/index.php?content_id=14

 

 

◎気象庁の3か月予報が発表されました。(2024年04月23日発表) 

(https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/kaisetsu/?term=P3M)

5月から7月も、気温は高め、夏も全国的に厳しい暑さとなる確率が高いと予想されました。

気温が高いのが普通になってきているようです。

 

本日で、

スギ花粉飛散総数5271.4個

ヒノキ花粉飛散総数1026.7個

スギ+ヒノキ粉飛散総数6298.1個 (ヒノキのスギに対する割合 ➡ 19.5%)

 

昨年(2023年品川区)

 スギ花粉飛散総数6,637個

ヒノキ花粉飛散総数1233.7個

スギ+ヒノキ花粉飛散総数7,871.1個 (ヒノキのスギに対する割合 ➡ 18.6%)

 

◎日本気象協会の花粉飛散予報では、

明日((4/28)少ない(~10個)、明後日(4/29)少ない(~10個)です。

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