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3月18日(月)スギ花粉663.2個、ヒノキ花粉21.3個、その他の花粉13.0個でした。

[2024.03.19]

気温が下がり、季節は冬へと逆もどりです。最高気温も14.6℃までしか上がりませんでした。風向きはほぼ北風で急激に気温が下がったもの、風が昨日より強い影響をうけてか、再びスギ花粉が急増し、663.2個、ヒノキも増加し、21.3個、その他の花粉は13.0個(オオバヤシャブシ 1.2個、シラカンバ1.5個.、ハンノキ1.2個、不明9.1個)でした。

しばらく、気温は下がり気味で、風向きは北風と南風が入り混じるようです。風が強い傾向が続くため、引き続き多い花粉が飛散してくると予想されます。

 

◎クリニックでは、この2日間の極めて多い大量飛散により、多くの方の花粉症症状は急激に増加しています。今までの処方薬では症状をおさえられない方、市販薬が全く効かない方、目の症状が強い方、顔などがかゆい方(花粉症皮膚炎)、花粉を喉に吸い込み、喉の痛い方、咳喘息を発症している方、眠れない方など、いちじるしくQOLの低下を訴える方などです。


◎ここ数日の極めて大量の飛散の状況を考えると、出来うる最大限の治療をするとともに、
花粉を回避するため、マスク、眼鏡(ゴーグルタイプ)を徹底する、家の中に持ち込まない、
外出を出来るなら避ける等の対策が必要です。


●日本気象協会のスギ花粉予報では、
明日(3/19)の予想は『やや多い』(10~30個)です。しかし現在の飛散状況からは、もっと多くの飛散の可能性があります。注意が必要です。


◎今年のスギ+ヒノキ花粉の飛散総数を6,200個(千代田区)とすると、                                                     

『スギ花粉が、約72%、ヒノキ花粉は2%、残りが36%』となりました。

 

◎この飛散ペースですと、今年のスギ・ヒノキ飛散総数は、東京都の千代田区の飛散総数の上限が6,200個です(品川区の私の予想が6,200個)が、これを越える可能性が出てきました。

また、スギ花粉の飛散ピークに、飛散ピークを作るヒノキ花粉の飛散状況にも注意が必要です。

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