連日晴れが続き、最高気温も20.5℃まで上がりました。風向きは夜間からは北西風で、午前中には南南西へと変わり、夜には北北西へと変わりました。日中南風が強まった時間帯があったもの、スギ花粉が多く飛散しないという現象は、南関東のスギ花粉は大半が飛散してしまっていてることを表しているのかも知れません。今後は、飛散開始が遅れる北関東や標高の高い地域から飛散する花粉を、北風の吹いた早朝か夜に観測している可能性もあると推測されます。

◎今週は気温が下がる予報です。しばらくは、比較的多い花粉が飛びながら、飛散ピークを越えてゆくと分析されますが、スギ花粉が減少してくる頃になると、ヒノキ花粉が増加しはじめます。

◎日本気象協会のスギ花粉予報では、
明日（3/18）の予想は『少ない』（～10個）です。しかし現在の飛散状況からは、もっと多くの飛散の可能性があります。注意が必要です。

◎今年のスギ+ヒノキ花粉の飛散総数を6,200個（千代田区）とすると、一気にスギ花粉が約1，000個飛散したことにより、スギ花粉は予想総数6200個の半数を超えました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

『スギ花粉が、約61％、ヒノキ花粉は2％、残りが37％』となりました。