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2018年4月6日花粉情報

[2018.04.07]

ギ花粉2.7個、ヒノキ花粉31.8個、その他の花粉155.6個でした。

累積スギ花粉4136.0個、ヒノキ花粉3640.0個、その他の花粉6496.1個。

 

曇りの一日で夜には雨が降り出しました。花粉はそれほど多くなく、スギ花粉は

2.7個と、いよいよ減少してきました。飛散終了に向け、徐々にその飛散数を減らし、例年、4月中旬頃飛散終了となるのが一般です。

ヒノキ花粉はやや減少し31.8個ですが、明日から天気は回復し、再び、飛散数は増加すると予想されます。

 

それにしても、今年のスギ飛散総数4136.0個を超える、ヒノキ花粉の飛散の勢いです。

このような現象は、当観測地でも過去30年間起こったことがなく、原因解明が待たれます。

 

◆もともと、ヒノキ林は西日本に多く、東日本には少ない傾向があり、

東日本では、例外的に、山梨県、静岡県、伊豆半島に多く分布します。

 

参考1)林野庁:スギ林ヒノキ林に関するデータ:http://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/kafun/data.html

H.24のデータですが、

・ヒノキ林が西日本に多いこと

・スギ林、ヒノキ林とも、樹齢30年以上が大部分となってきていることが分かります。)

 

 

クリニックでは、ヒノキ花粉によると思われる、眼やのどの痒み、咳、のどの痛みを訴える方が多く来院しています。

 

◆NHKのニュース番組「おはよう日本」が、今年のヒノキ花粉の非常に多い飛散について問い合わせがあり、本日、クリニックでインタビュー、取材がありました。(48日朝、放映予定)

 

◆今年のヒノキの大量飛散は、社会でも取り上げられており、当クリニックの花粉情報が、花粉症の方や医療関係、研究関係の方のために役立てればと思い情報発信をしています。

今後、専門機関が協力して、原因解明と対策を講じてゆくきっかけになればと考えています。

 

明日からは、天気も回復し、まだまだ多い花粉が飛散する時期です。

花粉情報に気を付け、シーズン後半を乗り切って下さい。

 

 

◆ある耳鼻咽喉科医たちによるスギ花粉情報

第6報(2018.3.14)(https://nagakura-ac.com/ある耳鼻咽喉科医たちによるスギ花粉情報)をUPしました。

スギ花粉の飛散はそろそろ終息に向け減少するようです。

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