スギ・ヒノキ花粉情報
2020年の夏の気候は、梅雨明けが遅く7月末まで雨が多く気温
◆2021年花粉飛散予測◆(ダーラム法・都内)
飛散数
2021年は、東京都内で少なかった昨年より多い花粉が飛散すると予想されています。
前年の気象条件、樹勢、着花量より分析して、当測定地(品川)の昨年(2020年)の2,467個より増加して、最近10年平均の5,000個より少ないと分析されています。
東京都内(品川区)のスギ・ヒノキ総飛散量
飛散総数で約3,700個(3,000~4,500個)
東京都内(品川区)の飛散総数
スギ花粉3、200個、
ヒノキ花粉500個・
と予想しています。
飛散開始日
1月~2月の気候が例年並みかやや低めに確率が高いため、冬の低温にされされれば覚醒が早くなることも考慮すると、例年より早くなると予想され、例年通り2月10日すぎと予想されます。
(飛散開始日とは、1㎠に1個以上の花粉が連続観察された初日と定義されています。)
花粉症の日次コンテンツは下記よりご覧いただけます
※毎年年始過ぎより開始いたします。
3月31日(水) スギ花粉14.2個、ヒノキ花粉44.8個、その他の花粉142.8個でした。(2021.04.01更新) 連日晴れて気温も上がり、5月の頃の気候です。多くの花粉が飛散してきており、その他の花粉が最も多くなっていますが、スギ花粉14.2個、ヒノキ花紛44.8個、その他の花粉142.8個(シラカンバ21.0個、ハンノキ39.2個、オオバヤシャブシ0.9個、コナラ属8.6個、マツ6.8個、イネ科1.5個、ソメイヨシノ5.6個、不明58.7個)でした。 スギ花粉とヒノキ花粉を合計すると、59.0個と多くの花粉が飛散しています。 ヒノキ花粉は、のどや眼のかゆみ、咳、咳喘息などの症状を引き起こしやすく、それに加えブナ科(ブナ、コナラ、クヌギ、スダジイなど)の花粉が増えてくるのが、今年は例年より早くから起こっているようです。これらの花粉は、ヒノキ花粉と異なる抗原性を持ち、呼吸器(のどや咳など)、眼のかゆみ等引き起こします。アレルギーの血液検査(RAST)で測定が可能です。ヒノキ花粉の他に、これらの原因がある方は、4月に入ってもまだ治療が必要と思われます。 黄砂はやや減少したようですが、注意が必要です。 明日以降も気温も高く5月の陽気で晴天が続きます。です。まだまだ、ヒノキ花粉とブナ科花粉に注意が必要です。 参考)ブナ科、ハンノキ、口腔アレルギー 本日で1月1日からのスギ花粉飛散総数が3803.0個、ヒノキ花粉飛散総数が509.4個となりました。