3月31日(水) スギ花粉14.2個、ヒノキ花粉44.8個、その他の花粉142.8個でした。
連日晴れて気温も上がり、5月の頃の気候です。多くの花粉が飛散してきており、その他の花粉が最も多くなっていますが、スギ花粉14.2個、ヒノキ花紛44.8個、その他の花粉142.8個(シラカンバ21.0個、ハンノキ39.2個、オオバヤシャブシ0.9個、コナラ属8.6個、マツ6.8個、イネ科1.5個、ソメイヨシノ5.6個、不明58.7個)でした。
スギ花粉とヒノキ花粉を合計すると、59.0個と多くの花粉が飛散しています。
ヒノキ花粉は、のどや眼のかゆみ、咳、咳喘息などの症状を引き起こしやすく、それに加えブナ科(ブナ、コナラ、クヌギ、スダジイなど)の花粉が増えてくるのが、今年は例年より早くから起こっているようです。これらの花粉は、ヒノキ花粉と異なる抗原性を持ち、呼吸器(のどや咳など)、眼のかゆみ等引き起こします。アレルギーの血液検査(RAST)で測定が可能です。ヒノキ花粉の他に、これらの原因がある方は、4月に入ってもまだ治療が必要と思われます。
黄砂はやや減少したようですが、注意が必要です。
明日以降も気温も高く5月の陽気で晴天が続きます。です。まだまだ、ヒノキ花粉とブナ科花粉に注意が必要です。
参考)ブナ科、ハンノキ、口腔アレルギー
- Thermo scienntific :スギだけじゃない春の花粉症― こんなアレルゲンに注意 ―(http://www.recaptulandodigital.com.br/ja/5/allergy/pollen/1/)
本日で1月1日からのスギ花粉飛散総数が3803.0個、ヒノキ花粉飛散総数が509.4個となりました。