4月18日(火)スギ花粉、0.9個、ヒノキ花粉、5.2個、その他の花粉32.1個でした。
晴から曇りの天気で、最高気温は21.0まで上がり、2月からずっと気温は高めです。スギ花粉はまだ僅か飛散しており、0.9個、ヒノキ花粉、5.2個、その他の花粉、32.1個でした。その他の花粉はシラカンバが9.0個、ハンノキが2.2個、オオバヤシャブシが0個、カバノキ科花粉の合計は11.2個で、ヒノキ花粉より多くの飛散しています。コナラが1.5個、クヌギが1.5個、クリが0.3個、ブナ目は計3.3個、イチョウは0.6個、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は2.2個、ソメイヨシノは0.0個でした。ヤマモモが0.3個、エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)かイヌシデ(カバノキ科クマシデ属)が0.3個、カモガヤ?6.2個、クルミ?0.3個、ケヤキ?2.2個でした。
花粉飛散終了日の定義とは、『空中花粉測定と花粉情報標準化』委員会の基準では「飛散終了期に、3日連続して、ダーラム法で0個/㎝2/日の観測数が記録された最初の日の前日」となっています。
スギ花粉はいよいよ飛散終了間近ですが、わずかの花粉が飛散しており、飛散終了にはなりません。
クリニックでは、大半の方の花粉症症状は軽くなってきました、その反面、この時期が、3月より症状が強いという方が少数います。ハンノキやシラカンバか、ブナ目(ブナ、コナラ、スダジイなど)の花粉による症状の可能性が高いと考えられます。クリニックの近隣のスダジイが花粉をつけ始めたようです。これらの木の花粉の多くはアレルギー検査(RAST検査)で抗体の有無を測ることが可能です。
【重症花粉症の治療に~ゾレア注射について】更新2023.2.20☞
◎本日までのスギ+ヒノキ花粉飛散総数が7837.0個になりました。東京都の発表による都内のスギ+ノキ飛散総数が11,500個とすると、約67.8%飛散終了した計算になります。
今年は、ヒノキ花粉が多いと予想されましたが、ヒノキ花粉の飛散が確実に減少してきています。ヒノキ花粉は連年、飛散が残り、時々の少量の花粉は5月末まで観測される事もあります。もうしばらく、スギ花粉の飛散終了を見届けるのと、これからのヒノキ花粉の飛散状況を見てゆく必要があります。