4月15日(月)スギ花粉0.6個、ヒノキ花粉41.0個、その他の花粉73.8個でした。
連日晴れて、最高気温は、26.8℃と記録的な暑さとなりました。本当に、日本の気象はどうなってきているのでしょうか?南寄りの風が、やや強く吹き、それでも、スギ花粉は0.6個と少なく、そろそろ飛散終了となるようです。ヒノキ花粉は、多く飛散し、41.0個、そして、この時期最も多いのは、その他の花粉で、73.8個((カバノキ科(シラカンバ0個、ハンノキ0.3個、オオバヤシャブシ0個)、ブナ科(コナラ4.6個、クヌギ3.4個、クリ1.5個、シラカシ2.5個、スタジイ0.3個)、バラ科サクラ属 ソメイヨシノ 0.9個、イチョウ科イチョウ10.8個、マツ科(クロマツ2.8個、アカマツ4.0個、トウヒ2.5個、ヒマラヤスギ0.9個、カラマツ2.2)、エゴノキ科(エゴノキ3.4個)、イネ科(イネ0個、カモガヤ2.2個、ガマ0個)、ニレ科(ケヤキ0個)、クルミ科(クルミ0個)、カヤツリグサ科(スゲ0.9個)、ヤマモモ科(ヤマモモ3.1個)、ヒユ科(アカザ0個)、その他32.0個)でした。
マツ、ブナ科、イネ科などが確実に増えているようです。
【花粉飛散数の多い少ないの分類について】
【要点】
これまでの『非常に多い』⇔50個以上
から、花粉の飛散量が以前より増加し、花粉が100個や数百個という多い花粉飛散が起こりやすくなってきたため、
『非常に多い』⇔『非常に多い』50個~100個と『極めて多い』100個以上
の2ランクに区別して、より正確に花粉量を把握する。
◎花粉の多い、少ないという分類が、現状では、さまざまに使われているため、統一の必要性が、昨年、日本花粉学会で協議され、統一したランクを使用することが推奨されました。(日本本花粉学会「花粉情報等標準化委員会」 2023年12月1日)(http://www.psj3.org/jp/PSJ_polleninfo_standardization.pdf)
参考)スギ・ヒノキ花粉飛散量 表示ランクについて
環境省大臣官房 (環境保健部環境安全課) 2024.1.16 (https://www.env.go.jp/content/000196312.pdf)
今年のスギ花粉は、いよいよ、飛散終了に向けて、カウントダウンへ入ったと思われます。
今週も、周期的に天気の崩れる時がありますが、晴れて、気温が20℃を越える日が続く予報です。
長期予報でも今後気温の高い日が続きそうです(https://tenki.jp/long/three_month/)。
ヒノキ花粉も、例年、まだまだ多い時期ですが、まだまだ気温の高い日が続きます。まだ飛散する可能性があり、また、例年、ヒノキ花粉は、減少する際、ゆっくりと時間をかけて終息に向かってゆく傾向があります。これからの飛散状況を見守る必要があります。
本日で、
花粉飛散総数5256.6個
ヒノキ花粉飛散総数892.8個
スギ+ヒノキ花粉飛散総数6149.4個と
(ヒノキのスギに対する割合 ➡ 16.9%)
なりました。(いよいよ、今年の飛散総数予想最大値の6,200個を越えそうな勢いです)
◎日本気象協会のスギ花粉予報では、
明日((4/16)やや多い(10~30個)、明後日(4/17)少ない(~10個)です。
◎今年のスギ+ヒノキ花粉の飛散総数予想を6,200個(千代田区)とすると、
『スギ花粉が、約85%、ヒノキ花粉は14%、残りが1%』となりました。