メニュー

4月14日(日)スギ花粉4.6個、ヒノキ花粉21.6個、その他の花粉75.3個でした。

[2024.04.15]

本日もよく晴れて、日中は外にいると汗ばむほどの初夏のような陽気で、最高気温も昨日より上がり、24.8℃となりました。本日も、北寄りから日中は南寄りの風が吹いていましたが、風がほとんど吹かなかったわりに、飛散する花粉は増加し、 スギ花粉はわずかで、4.6個、まだまだ、飛散終了が見えてきません。ヒノキ花粉は増加し、13.6個、その他の花粉が最も多く75.3個((カバノキ科(シラカンバ0個、ハンノキ0.9個、オオバヤシャブシ0.3個)、ブナ科(コナラ1.9個、クヌギ1.2個、クリ2.5個、シラカシ3.1個、スタジイ0個)、バラ科サクラ属 ソメイヨシノ 0.9個、イチョウ科イチョウ9.6個、マツ科(クロマツ1.5個、アカマツ6.2個、トウヒ2.5個、ヒマラヤスギ9.9個、カラマツ0)、エゴノキ科(エゴノキ1.9個)、イネ科(イネ0個、カモガヤ1.9個、ガマ0個)、ニレ科(ケヤキ0個)、クルミ科(クルミ0個)、カヤツリグサ科(スゲ.9個)、ヤマモモ科(ヤマモモ0個)、ヒユ科(アカザ0個)、その他29.3個)でした。        ,                                    

明日はさらに最高気温が上がり、25℃を越えるかもしれません。ほんとうに異常気象と言っていいのか?これが、当たりまえとなっているのか?不思議な気もします。明日を境に気温は下がってくるようです。

 

リアルタイム花粉情報(環境省:はなこさん、東京都:東京花粉ネット)が、中止されてから、花粉の時間的な動態がまったくわからず、プレパラートに落下した花粉を顕微鏡でカウントする、ダーラム法の測定結果は、現在、前日のデータがわかる測定場所は、(都内で)当HPとDeta元、遠藤耳鼻咽喉科・アレルギークリニックしかないと思われます。東京都や環境省など、花粉測定を行っている箇所はありますが、数日以上の遅れや、保健所などは、金曜から月曜までプレパラートを交換できないため、3日の合計を3で割る方法で算出しています。また、プレパラーを測定するために測定者に送るため、結果が出るのに日数がかかるという欠点もあります。

◎また、これまで、ダーラム法とリアルタイム花粉情報を比較すると、リアルタイムの天気予報から花粉の飛散動態を予想しようとしても限界があり、現状のように、かなりの差異が生じると思われます。花粉の動態は、リアルタイムの花粉情報をもって分析しないと、正確には予想ができず、花粉のリアルタイムでの飛散状況は、リアルタイムの天気予報をもってしても、正確に予想することは、限界があると考えざるを得ません。実際、花粉の飛散状況は気象条件の変化よりもっと短時間に大きく変化すると思われます。現状の花粉情報では、実際の飛散量である、ダーラム法の結果とかなり異なることが生じている現状は改善しないと思われます。

 

◎花粉対策は、本年度から政策の一環として実施される事が決定しましたし、より正確な花粉情報が提供されるようになることを切望します。

問題点(私見)

  • 正確な(リアルタイムでの)花粉情報の提供
  • 花粉の多い、少ないの分類の統一(現在はTV・WEBでバラバラです。)
  • 花粉予報(TV・WEBなど)の精度の向上

が、早急に改善すべき、また、早急に解決できる点と思います。

 

参考)スギ・ヒノキ花粉飛散量 表示ランクについて

環境省大臣官房 (環境保健部環境安全課) 2024.1.16 (https://www.env.go.jp/content/000196312.pdf

 

今年のスギ花粉は、いよいよ、飛散終了に向けて、カウントダウンへ入ったと思いましたが、もう少し遅れるかもしれまん。ヒノキ花粉も、例年、まだまだ多い時期ですが、今年は、天気が良くても飛散数が増加しません。ヒノキ花粉も、2月の長雨と気温低下により、花粉が形成されず、飛散する花粉量が少なくなっているのか、これからの飛散状況を見守る必要があります。

本日で、

花粉飛散総数5256.0

ヒノキ花粉飛散総数851.8

スギ+ヒノキ花粉飛散総数6107.8個と

(ヒノキのスギに対する割合 ➡ 16.2%)

 

なりました。(いよいよ、今年の飛散総数予想最大値の6,200個を越えそうな勢いです)

◎日本気象協会のスギ花粉予報では、

 

明日(4/15)の予想は多い(30~50個)、明後日(4/16)やや多い(10~30個)です。

◎今年のスギ+ヒノキ花粉の飛散総数予想を6,200個(千代田区)とすると、                                                     

『スギ花粉が、約85%、ヒノキ花粉は14%、残りが1%』となりました。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME