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3月13日(水)スギ花粉が今シーズン最高の438.6個、ヒノキ花粉14.2個、その他の花粉0.6個でした。

[2024.03.14]

良く晴れて最高気温が13.7℃まで上がり、一日中、北北西~北西の風がコンスタントに吹き、時折強く(都内7m/s)、湿度も次第に下がっているため、雨あがりに、気温上昇、強い風、乾燥等の条件がそろい、今回のような突然の大量飛散が、いつ起こってもおかしくないと分析した矢先ではありますが、今シーズン最高のスギ花粉438.6個が飛散しました。ヒノキ花粉も次第に増加し、14.2個観測されました。その他の花粉は0.6個で、この時期飛散する花粉は、大部分がスギとヒノキ花粉であることも分かります。

 

438.6個のスギ花粉という飛散量は、敏感な方は、ありとあらゆる対症療法薬をすべて使用しても、耐え切れないほどの症状となる方が多くなると予想されます。

人によっては、高額の治療となりますが、抗IgE抗体『ゾレア』検討する事も可能ですが、この薬は、抗ヒスタミン薬と点鼻薬を使用してもなお、もともと花粉症が重症であり、かつ、今シーズン花粉症症状が、重症以上となって初めて、総IgE抗体を測定して使用できる注射となります。

(参考:当HPゾレアについて:https://nagakura-ac.com/wp-content/uploads/2024/01/492921bf612321a046b979efdc60cfd0.pdf

明日からは天気は安定し、気温も20℃近くまで上がる日もあり春の陽気となる予報です。現在が、連日大量の花粉の飛散する、飛散ピークの真只中にいると判断されます。

花粉症治療を最大限のものとする、花粉を吸い込まないよう、最大限のデフェンス(ルフケア)、花粉を避けるため外出を控えるなどの対策を、是非、徹底的に実施して下さい。

 

日本気象協会のスギ花粉予報では、

明日(3/14)の予想は『やや多い』(10~30個)です。しかし現在の飛散状況からは、もっと-多くの飛散の可能性があります。

◎今年のスギ+ヒノキ花粉の飛散総数を6,200個(千代田区)とすると、

『スギ花粉が、約41%、ヒノキ花粉は1%、残りが58%』となりました。

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