3月12日(火)スギ花粉52.5個、ヒノキ花粉3.4個、その他の花粉3.1個でした。
朝から雨一時曇また雨と、一日中ほぼ雨が降り続きました。 観測される花粉は予想外に多く、スギ花粉は、昨日より多い52.5個と、非常に多い花粉が観測され、ヒノキ花粉も3.4個と増え、その他の花粉は3.1個(トウヒ0.3個、ヒメカンスゲ0.9個.不明1.3個)でした。
リアルタイムの花粉情報がなくなった今、推測するしかありませんが、飛散してきた52.5個は、雨が本降りになるまでの時間帯に飛散してきたと思われます。 リアルタイムの花粉情報がなくなったことは本当に残念です。
◎来年度より、花粉対策が政策の一環として実施されることが決定しています。今後、主要箇所に再び、リアルタイムの花粉測定器が設置され、皆がこの情報を共有できるようになることを切望したします。
あすは、まだ冬型の気圧配置ですが、次第に気温が上がり春の陽気となり、週末には最高気温が19℃の予報が出ています。まだまだ飛散の多い日が続き、その中で、突然の強風や気温上昇により、数百個/日と言う『極めて大量の飛散』が起こる可能性があります。今年の花粉飛散のピークの中にいる判断し、最大限の治療と防御を忘れないで下さい。
●日本気象協会のスギ花粉予報では、
明日(3/13)の予想は『少ない』(~10個)です。しかし気象条件からは、より多くの飛散の可能性があります。
◎今年のスギ+ヒノキ花粉の飛散総数を6,200個(千代田区)とすると、
『スギ花粉が、約34%、ヒノキ花粉は1%、残りが65%』となりました。
この計算は、都内(千代田区)の飛散総数を6,200として、何%飛散終了となったかを計算しています。2月の長雨がスギ+ヒノキ飛散総数を減らす影響があるかは不明ですが、(昨年2023年は、関東の雨量が多く、それが都内の飛散数が予想より減少したことの一因であるとも分析されています) 飛散終了数の割合から計算すると、今シーズンの飛散はまだ半分終わっていないことになります。今が飛散ピークの最中と考え、油断をしないで下さい。