4月2日(火)スギ花粉35.2個、ヒノキ花粉84.9個、その他の花粉38.3個でした。
最高気温が20.6度と依然として暖かい日が続きます。南寄りの風がやや強き、スギ花粉35.2個まだ多く、ヒノキ花粉は確実に増加して、今シーズン最高の84.9個、その他の花粉38.3個(カバノキ科(シラカンバ、ハンノキ、オオバヤシャブシ)、ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ)、バラ科サクラ属 ソメイヨシノ、イチョウ科イチョウ、マツ科(クロマツ、アカマツ)など)でした。『スギとヒノキの飛散数の逆転』がますますはっきりしてきました。
まだスギ花粉も残っていて、これからはヒノキ花粉が多く飛散する時期に入っています。天気は、また西から崩れてくる予報で、気温は高めですが、雨となる日もある予報です。
桜の開花が遅れ気味な様に、2月上旬までの暖冬気候が、その後の天気の崩れにより、ヒノキ花粉は例年より遅れ気味の飛散状況となっているようです。このままの気象条件からは、やや長い花粉シーズンとなるのかもしれません。
クリニックでは、まだCOVID-19やインフルエンザB型の方がいるのと同時に、ヒノキ花粉の飛散増加により、喉、気管、皮膚の症状を強くなって受診する方が目につきます。
今後、天気は崩れ気味で、はっきりしない天候が続きますが、気温は高めで、まだまだ、多くの花粉が飛散する可能性があります。油断は出来ません。
本日で、
花粉飛散総数5213.8個
ヒノキ花粉飛散総数633.2個
スギ+ヒノキ花粉飛散総数5847.0個
となりました。(今年の飛散総数の6,200個を越えそうな勢いです)
◎日本気象協会のスギ花粉予報では、
明日(4/3)の予想はやや多い(10~30個~)、明後日(4/4)は多い(30~50個)です。
◎今年のスギ+ヒノキ花粉の飛散総数を6,200個(千代田区)とすると、
『スギ花粉が、約84%、ヒノキ花粉は10%、残りが6%』となりました。
◎この飛散ペースですと、今年のスギ・ヒノキ飛散総数は、東京都の千代田区の飛散総数の上限が6,200個ですが(品川区の当HPの予想、6,200個)、これを越える可能性が大きくなってました。