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3月3日(金)気温は連年並みに下がり、、スギ花粉は減少し、52.5個、ヒノキ花粉が1.2個、その他の花粉0.9個でした。

[2023.03.04]

朝から曇りがちでししたが、その後晴れとなりましたが最高気温は13.4℃までしか上がりませんでした。北よりの風向きで、スギ花粉は減少し、52.5個、ヒノキ花粉が1.2個、その他の花粉0.9個でした。ここ3日間の約20℃の気温と風が吹いたことにより、3日間の合計が1962.3個と極めて多い花粉が飛散しました。本日は気温も例年並みに下がり、52.5個のスギ花粉飛散でしたが、飛散ランクでは、非常に多い花粉となります。外来では、耐え切れないほどの花粉症症状(目が腫れて、開かない、鼻水が止まらず、鼻が詰まって呼吸できない、寝れないなどです)の方が多く受診しました。現在が飛散ピークの中に入ってると判断できます。本日までのスギ花粉飛散総数が、2642.9個になりました。飛散総数が11、500個とすると、まだ25%位しか飛散終了していない計算になります。来週も、最高気温が20℃の予報が出ていて、非常に多い花粉飛散が続きます。徹底的な花粉対策を実施するとともに、治療をステップ・アップするなどの対策を徹底して下さい。

◆クリニックでは、耐え切れない花粉症症状のため、ゾレアの注射を希望する方が急増しています。

ゾレアを接種するには、同一医療機関で、抗ヒスタミン薬と点鼻ステロイド薬を使用してもなお、重症~最重症の症状があることを確認した後、総IgE値を測定し、この値と体重より、必要なゾレアの投与量を、4週ごと、あるいは2週ごとと決定したうえで、冷蔵の薬のため、ゾレアを取り寄せ、やっと、接種となります。

接種までには、2回から3回の受診必要ですので、なるべく早く、受診し、接種のために必要な過程を終了して下さい。
参考)【重症花粉症の治療に~ゾレア注射について】更新2023.2.20☞

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