3月17(水) スギ花紛がさらに増加し160.5個、ヒノキ花粉も増加し41.7個、その他の花粉57.5個でした。
晴れ続き、気温もさらに上がり乾燥も進み、予想通り、さらに大量飛散が続いています。 スギ花紛が増加し160.5個、ヒノキ花粉も増加し41.7個、その他の花粉57.5個(シラカンバ9.3個、ハンノキ3.1個、オオバヤシャブシ0.6個、不明21.3個)でした。スギとヒノキ花粉を合計すると200個を超えています。
環境省 花粉リアルタイムモニター「はなこさん」の飛散状況を見ると、1日中、北北西の風がやや強く吹き、午前中に北関東で多く観測された花粉が、午後になって都心まで到達してくるのが分かります。(図:午前8時と午後8時)
今年は、シーズン前から北関東の花粉の着花量が多いことが指摘されています。今後、北関東から飛散する花粉量に、十分な注意が必要と思われます。
ヒノキ花粉の飛散数も日増しに増えており、今年は、今後のヒノキ花粉の飛散の増加にも注意が必要です。
明日も気温が高く、乾燥がすすみます。多量の花粉が飛散すると思われます。
本日で1月1日からのスギ花粉飛散総数が3583.9個、ヒノキ花粉飛散総数が140.5個となりました。
これだけの極めて多い花粉が飛散してくると、いかなる内服+ステロイド点鼻薬で治療しても、耐え切れないかたが多く出てきます。
昨年より、治療をしても重症~最重症のスギ花粉症に対し保険適応となった注射薬『ゾレア』の使用を検討することが必要な方も出てくると思われます。
何としてでも花粉を吸い込まない、最大限の花粉対策をして下さい。
『ゾレア』は、初診で受診してもすぐ注射して治療開始することが出来ないと取り決めがあり、内服+ステロイド点鼻薬で治療しても重症・最重症な方に保険適応があり、自分の持つ総IgE抗体の量を測るための血液検査などを受けて初めて出来る治療法です。治療を考える方は、当HPとサイトを参考にして下さい。
(参考サイト)
1.クリニックHP➡重症花粉症に対する抗IgE抗体(ゾレア)について 説明・昨年度の治療成績(2021.2.5)(https://nagakura-ac.com/wp-content/uploads/2021/02/638ac398a297bcb05414412ccd9cea44.pdf)
2.ゾレアとは(https://hajimete-xolair.jp/check.html?https://hajimete-xolair.jp/xolair/index.html)
午前8時 午後8時