3月12日(日) スギ花粉は、極めて多く、652.5個、ヒノキ花粉は、13.0個、その他の花粉5.2個でした。
本日は晴れから曇となりましたが、暖かく、最高気温も18.8℃まで上がり、予想外に多くのスギ花粉が飛散しました。スギ花粉、652.5個、ヒノキ花粉、13.0個、その他の花粉(含むハンノキ)5.2個でした。今年の花粉飛散ピークの中に真っ只中に来ていると判断できます。西から前線が近づいて来ているため、明日には天気が崩れる予報ですが、低気圧に向かい南風が強く吹く時間帯があれば、まだまだ多くの花粉が飛散する恐れがあります。その後、気温は下がる予報ですが、まだまだ大量のスギ花粉が飛散する時期です。来週も、最高気温が20℃となる日もある予報です。また、そろそろ、ヒノキ花粉の飛散が、例年ですと、飛散ピークは、3月下旬から4月上旬となることが通常ですが、待ち構えています。今後、確実に増加してくる、ヒノキ花粉による症状の増悪にも注意が必要です。
◆クリニックでは、耐え切れない花粉症症状のため、ゾレアの注射を希望する方が急増しています。
多くの方は初診で、血液検査を実施し、総IgEの量を測り、少しでも早くゾレアを接種の希望をしますが、保険適応で接種するには、初診では採血が出来ないこともあり、、抗ヒスタミン薬と点鼻ステロイドを使用してもなお、重症~最重症の症状が一週間以上あることを確認した後、総IgE値を測定し、この値と体重より、必要なゾレアの投与量を、4週ごと、あるいは2週ごとの接種と決定しする必要があります。そのため、2回から3回の受診必要ですので、なるべく早く受診し、接種のために必要な過程を終了して下さい。
【重症花粉症の治療に~ゾレア注射について】更新2023.2.20☞
◎本日までのスギ+ヒノキ花粉飛散総数が、5679.5個になりました。東京都の発表による、都内のスギ+ヒノキ飛散総数が11,500個とすると、49%飛散終了した計算になります。