3月20日(月)晴れにもかかわらず、スギ花粉は減少し、49.4個、ヒノキ花粉は、22.8個、その他の花粉、25.0個でした。
良く晴れ、最高気温も19.2℃まで上がり、多くの花粉が飛散してくると予想しましたが、飛散する花粉は思いのほか多くなく、スギ花粉は、49.4個、ヒノキ花粉は、22.8個、その他の花粉は25.0個(含むハンノキ)でした。明日からは天気は下り坂で、週の後半は雨の日も多い予報です。
スギ花粉は、飛散数が次第に少なくなり、飛散のピークを過ぎたようですが、これからは、、今年は飛散数が多いと分析されているヒノキ花粉が増加する時期です。まだ、注意が必要です。
◆クリニックでは、耐え切れない花粉症症状のため、ゾレアの注射を希望する方が増加しています。また、発売の年から昨年までの3年間は、1回の注射で済んだ方が、今年は、3月のスギ花粉が非常に多く飛散した時期に、2回目を受ける方が増えているのが目につきます。
保険適応で接種するには、初診では採血が出来ないこともあり、、抗ヒスタミン薬と点鼻ステロイドを使用してもなお、重症~最重症の症状が一週間以上あることを確認した後、総IgE値を測定し、この値と体重より、必要なゾレアの投与量を、4週ごと、あるいは2週ごとの接種と決定しする必要があります。そのため、2回から3回の受診必要ですので、なるべく早く受診し、接種のために必要な過程を終了して下さい。
【重症花粉症の治療に~ゾレア注射について】更新2023.2.20☞
◎本日までのスギ+ヒノキ花粉飛散総数が6790.9個になりました。東京都の発表による都内のスギ+ヒノキ飛散総数が11,500個とすると、59%位飛散終了した計算になります。今後のスギ飛散の状況と、今年は、飛散数が非常に多いと分析されている(多ければ、スギ花粉と同数~8割飛散すると分析されている)ヒノキ花粉の飛散状に注意が必要です。