2018年3月27日花粉情報
スギ花粉25.3個、ヒノキ花粉183.4個、その他の花粉354.3個でした。
累積スギ花粉3909.6個、ヒノキ花粉706.5個。
本日も晴れて初夏の様な陽気で、最高気温は22.1℃まで上がり、昨日に続きヒノキ花粉が183.4個と大量の花粉が飛散しました。
「とうきょう花粉ネット」では午前が北風、午後は南風が吹き午前中の方がヒノキ花粉の飛散数が多く観測されています。
スギ花粉とヒノキ花粉の総数を比較すると、自動計測機ではスギ>ヒノキとなっており、顕微鏡で観察するダーラム法では、スギ<ヒノキとなっており、ダーラム法の方が正しいわけですから、(当観測データは、30数年同じ測定者が同一地点で花粉を測定していますから、極めて正確な信憑性の高いデータと判断できます。)自動測定器の測定は、スギとヒノキの鑑別に問題点があると判断せざるを得ません。
クリニックでは、突然の花粉症症状の増加を訴える方、ここ数日、のどの痒み、痛みの強い方、咳喘息などの症状が強い方が目立ち、春休みに入って学校が休みのため受診する小学生、中学生、幼稚園児などが増えています。
今年の春の気候は、3月に入って最高気温が高く、そのため一気にスギ花粉の飛散が増加し、それが終了したら、一気にヒノキ花粉が増えてきていると分析できます。
今後も晴れて天気は良く、気温も高い予想となっているため、まだまだスギ花粉も残り、ヒノキ花粉は今がピークかもしませんが、しばらく飛散数の多い状態が続きそうです。
マスクもあつく、うっとうし感じますが、花粉症の方は忘れないで下さい。