本日も晴れて気温が上がり、まだスギ花粉が33.1個、そして連日ヒノキ花粉が極めて多く296.3個飛散しています。
累積スギ花粉3942.7個、ヒノキ花粉1000.9個
「とうきょう花粉ネット」では午前中は北西から西北西、午後は南東の風が多く、一日中ヒノキ花粉が観測されています。
これで、お正月からのヒノキ花粉の飛散総数が1000個を越えました。
例年、ヒノキ花粉はスギ花粉の10~20%くらいが普通で、20%を超えると、大量飛散と判断して良いと言えます。
過去30年間で当想定地(品川区)で、ヒノキ花粉の飛散総数が1000個を超えたのは、1991、1995、2005、2011、2013年の5回しかない事を、花粉を測定している先生よりコメントをいただきました。
その5回のほとんどが、スギ花粉総数が6,000個を超える大量飛散年でした。
今日までで、スギ花粉累積飛散数が3942.7個、ヒノキ累積飛散数が1000.9個ですから、すでにヒノキ花粉は、スギ花粉の25.4%にも達しており、極めて例外的なヒノキ花粉の大量飛散となっています。
ヒノキ花粉は、眼の痒み、咽頭痛、痒み、咳発作を起こしやすい特徴を持ちます。
そうなると、抗ヒスタミン薬と点鼻薬では、症状の改善がむずかしくなる場合が多いといえます。
花粉症治療を見直す、薬を変更するなど、十分な花粉対策を実施して下さい。