2月26日(水)スギ花粉17.6個、ヒノキ花粉0個、その他の花粉1.9個でした。
最気気温が予想通り17.6℃まで上がり、予想通りスギ花粉が急増し、17.6個飛散しました。その他の花粉は19.個(カツラ(カツラ科カツラ属)0.9個、不明0.9個)でした。
南風が入り、最高気温も17.6℃と4月上旬の気候です。スギ花粉は一気に増加してきました。明日からも週末まで気温が高い晴の予報で、花粉飛散は急激に増加し、短時間に本格飛散(20個/cm2以上)から、さらに飛散数が増加し、『極めて多い』(100個/cm2以上)へとなる恐れがあります。
週明けは、再び季節は冬へと戻り、気温が下がり、雪の降る地域もありそうですが、その後は、また20℃を越える春本番の気候となりそうです。ここ数日間の気温の上昇で、今年のスギ花粉の飛散の第1のピークが来そうです。そして、天候によりますが、長期予報では3月は気温の高い確率が高いこともあり、最大飛散に向けて飛散数が増加すると分析されます。
【花粉の多い少ないという分類について】
これまでは、約30年前の飛散数数が都内で約2,000個くらいの時期に作成された4ランクの分類が使われていましたが、近年は、都内での飛散総数が4,000~5,000へと増えてきたため、
日本花粉学会「花粉情報標準化委員会」2024年 (https://square.umin.ac.jp/psj3/jp/PSJ_polleninfo_standardization.pdf)で5ランクの新しい分類が使用されることが決定しました。
そして、環境庁もこの新ランク(5段階)を使用することをアナウンスしました。
『本年度(2024年)に、花粉飛散量の標準的な表示ランクを設定し、来年(2025年)の花粉飛散時期には、この表示ランクに基づき国民に情報提供されるよう周知
参考:環境庁【スギ・ヒノキ花粉飛散量 表示ランクについて】(https://www.env.go.jp/content/000196312.pdf)
参考 【当クリニック資料:花粉の多い少ないという分類について】 👈クリック
今年(2025年)からは、マスコミの花粉情報は5ランクに統一されるはずです。
今週は、週末にかけ、さらに気温が上がり春本番の気候となり、最高気温も20℃と予想されています。
スギ花粉も急激に飛散数が増加すると予想されます。
週末には最高気温が20℃を越える予報です。今週の暖かさで、スギ花粉飛散は一気に急増すると予想されます。
花粉情報に注意しながら、最大限のセルフケアを実施し花粉を避けるとともに、花粉症治療を見なす、ステップアップするなど、治療を徹底して下さい。