朝から気温は高く、最高気温は21.1℃まで上がりました。日中、通過する前線に向かい、南寄りの風が強く吹き、今年初めての『春一番』が吹きました（東京で風速15.7ｍ）。昼から午後にかけて強い南風が吹き、その影響を受けてか、スギ花粉の飛散数は急増し、29.0個測定されました。その他の花粉は、ハンノキ0.9個、シラカンバ0.3個、不明1.5個でした。

明日には、次第に冬型の気圧配置となり、気温が10℃くらい急激に下がり、北よりの風向きと変わります。その後、比較的暖かい日が続く予報です。この時期、天気は周期的に変わり、例年、次第に季節は春へと移ってゆくのにつれて、飛散が増加してゆくと思われます。

クリニックでは、依然としてインフルエンザB型とCOVID-19が多い状況です。

風邪、インフルエンザ、COVID-19対策と共に、スギ花粉に対し、最大限の防御を忘れないで下さい。

参考）『春一番』

気象庁は「きょう15日、関東地方で春一番が吹きました。」と発表しました。昨年(2023年)、関東地方で春一番が吹いたのは3月1日で、昨年より14日早くなりました。

『春一番』とは、

• 期間　立春から春分までの間
• 風速　南寄り(東南東～西北西)の風　具体的には東京で最大風速が8.0ｍ以上
• 気温　昇温した場合
• 気圧配置　日本海に低気圧