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2月20日(月)スギ花粉が増加し144.4個、ヒノキ花粉0個、その他の花粉1.9個でした。

[2023.02.21]

220日(月)スギ花粉が増加し144.4個、ヒノキ花粉0個、その他の花粉1.9個でした。

天気は冬の気圧配置に戻り、朝晩は冷えこみが厳しいもの、日中は14.7℃まで気温が上がり、スギ花粉は、144.4個、ヒノキ花粉0個、その他の花粉1.9個でした。スギ花粉は連日140個を越えて飛散しています。この連続140個を越えるスギ花粉飛散で、症状を急激に強くする方も多いと思われます。クリニックでは、昨日の飛散で症状が一気に強くなった方が多く受診しました。また、2月に入ってからの症状の早い増加により今後の症状増悪を心配して、ゾレア接種を相談に来る方も増えています。

しばらく冬型の気圧配置ですが、花粉は、今後飛散を開始してしばらくたつと、南関東ならず北関東から、すなわち、あらゆる方向から都内に花粉が流入する状況へと変わってくと分析されます。すなわち、本降りの雨の日を除きどんな日でも花粉が一定量飛散し、気温上昇、気圧変化、乾燥の条件が加わると、さらに多くの飛散が起こる状況となってゆき、2月下旬から3月は気温が高い日が多くなるという予報通りなら、3月上旬には飛散ピークを迎えると思われます。一度、花粉症の症状が強くなると、アレルギー反応が引き続き連鎖的に引き起こされる「アレルギー炎症」により鼻の過敏性は高まり、症状をおさえにくくなります。飛散初期から、いかに花粉症症状をなるべく起こさないよう治療することが大切です。是非、花粉症治療を見なおして下さい。

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