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2月16日が当地におけるスギ花粉飛散開始日となりました。2月17日(月)スギ花粉2.5個、ヒノキ花粉0個、その他の花粉0.9個でした。

[2025.02.18]

2月16日が当地におけるスギ花粉飛散開始日となりました。

最高気温は15.5℃まで上がり、連日春の陽気です。予想通り、スギ花粉が2.5個観測されました。積算温度545.3℃でした。

当地における飛散開始日の積算温度平均は440℃~480℃です。

その他の花粉はすべてがシラカンバ(カバノキ科カバノキ属)0.6個、不明0.3個でした。

 

連日の春の様な気温の上昇により、スギ花粉が連日1個/cm2以上観測されたため、2月16日が当地におけるスギ花粉飛散開始日となりました。積算気温は545.3℃でした。当地の過去の飛散の積算温の平均値は、440℃~480℃であることを考えると、異例の遅い(高い)積算温度でのスギ花粉開始となりました。

 その理由は、予想外の2月に入っての長い厳しい寒波の影響と考えられます。

明日からのは、さらに強く長期間の厳しい寒波が日本列島を覆う予報です。この連続する寒波の影響が、スギ花粉の飛散状況にどのような影響を及ぼすか目が離せません。

いずれにせよ、スギ花粉は、気温がある程度上がればコンスタントに飛散数を増加させてゆくと思われます。

飛散状況を注意して、花粉症対策を実施してゆく必要があります。クリニックでは昨日からの飛散数増加により、確実に受診数の増加と症状の増加が認められます。

今年も昨年に続いて、雄花の着花量の報告を見ても、大量飛散(都内約6,000個を超える可能性)の年であることに間違いはありません。関東周辺のスギ花粉の発育状況が多いことも、都内に飛散してくる花粉量がさらに多くする可能性を高くしていると分析されます。

まだ治療を始めていない方も、今からでも、花粉対策を実施して下さい。

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