2018年4月2日花粉情報
スギ花粉7.8個、ヒノキ花粉63.9個、その他の花粉246.3個でした。
累積スギ花粉4090.9個、ヒノキ花粉2529.5個。
連日晴れて気温が高く多くの花粉が飛散してきます。ヒノキ花粉はやや減り、それでも63.9個でした。
「とうきょう花粉ネット」では、午前中から昼過ぎに花粉が多く観測されています。
本日まででヒノキ花粉は、累積総数2529.5個となりました。
◆これまで、当観測地で最もヒノキ花粉飛散数の多かったのは、
2005年(H17):スギ花粉10978.2個 ヒノキ花粉2970.5個(スギ花粉の27.1%)・総数13948.7個でした。
本日まででヒノキ花粉2529.5個はスギ花粉総数4090.9の61.8%となり、これまでで
、これほどヒノキ花粉の割合の多い年はありません。
今のところ、原因は不明ですが、
現在、スギの木のほとんど大部分が、樹齢30年を超え、最も花粉を生産する年代となっており、
ヒノキ林も、ほぼ90%が、最も花粉を生産する樹齢30年となってきました。
つまり、スギ林、ヒノキ林のほぼすべてが、現在、最も花粉を多く生産する状態にあり、
残念ながら、この状態は、おおよそ2050年ころまで、すなわち、後30年は続くとシミュレーションされています。
今後、ヒノキ花粉は飛散のピークを越えてきたと分析されますが、まだまだ、花粉情報に注意して、治療計画を立てて下さい。
◆ある耳鼻咽喉科医たちによるスギ花粉情報
第6報(2018.3.27)(https://nagakura-ac.com/ある耳鼻咽喉科医たちによるスギ花粉情報)をUPしました。
スギ花粉は大分飛散終了したようです。