5月12日(金)スギ花粉、0個、ヒノキ花粉、0.3個、その他の花粉、37.0個でした。
連日、晴れたり曇ったりの天気で。最高気温も21.9℃まで上がりました。スギ花粉は0.個、ヒノキ花粉、0.3個、その他の花粉、37.0個(イネ科、2.2個、ブナ科、7.4個、カバノキ科、3.7個、ニレ科、0個、マツ科13.7個、その他、10.7個)でした。
ヒノキ花粉は本日0.3個測定され、なかなか飛散終了となりません。しかし、実際には、ほとんどの方にとって、2023年のスギ・ヒノキ花粉症は終了したと判断できます。
クリニッックを訪れる方で、この時期、鼻のアレルギー症状が強い人の原因は、その他の花粉(ブナ科やカモガヤの可能性が考えられ、また、夏に向かい、衣類を出したりしてハウスウダストを浴びての症状増悪の方も見受けられます。ヒノキ花粉の飛散終了もいよいよカウントダウンに入ったようです。
- 花粉飛散終了日の定義とは、『空中花粉測定と花粉情報標準化』委員会の基準では「飛散終了期に、3日連続して、ダーラム法で0個/㎝2/日の観測数が記録された最初の日の前日」となっています。
クリニックの近隣のスダジイは咲き終わったものが多く、下に雄花が落ちていますが、まだこれから花粉を飛ばす樹もあるようです。◎本日までのスギ+ヒノキ花粉飛散総数が7871.1になりました。東京都の発表による都内のスギ+ノキ飛散総数が11,500個とすると、約68.4%飛散終了した計算になります。
今年は、ヒノキ花粉は例年遅くまで飛散が残り、少量の花粉は時々5月末まで観測される事もあります。もうしばらく、ヒノキ花粉の飛散終了を見届ける必要があります