4月5日 気温が上がり強い南風が吹き、突然のヒノキ花粉の大量飛散が起こり、ヒノキ花粉は252.5個でした。
スギ花粉17.3個、ヒノキ花粉252.5個、その他の花粉116.5個でした。
昨日の予想通り、最高気温が22.5℃まで上がり、空気も乾燥し、強い南風が吹きました。
予想したとはいえ、その予想を上回る、『ヒノキ花粉の大量飛散』が起こりした。
環境省花粉観測システム【はなこさん】のリアルタイム・モニターを見ると、
朝9時頃より飛散数が増え、午後中、そして、夜にはさらに飛散数が増え、300個/㎥以上の花粉が飛散しているのが分ります。(参考:図、表)
4月に入り、晴れてもヒノキ花粉も減ってきて、もしかしたら、今年のヒノキ花粉もこのまま終息するかもしれない、でも、これからピークを迎えるかもしれないと思案している最中、『最高気温が22.5℃+乾燥+強い南風』の条件が揃い、おこるべくべくして起こった現象とは言えますが、
『大量のゲリラ花粉』とも言える、『ヒノキ花粉の大量飛散』が起こりました。
ちょうど、3月22日に、スギ花粉の飛散が終わりかけたと思って安心し始めたころ、気温の上昇と強い風により、北関東から、突然、今シーズン最大飛散(スギ花粉が540.7個)が起こったのと同様に、
今度は、南関東(伊豆、静岡、神奈川)を花粉の発生源と推測される、『ヒノキ花粉の大量飛散』が起こりました。
この、『ヒノキ花粉の大量飛散』で、落ち着いてきた花粉症症状も一気に強くなる方が続出すると思われます。
ヒノキ花粉は、のどや眼のかゆみ、痛みを起こしやすく、咳喘息を発症する方もいます。
今後、しばらくはヒノキ花粉の飛散に注意が必要です。