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3月11日(金)

[2022.03.12]

スギ花粉160.2個、ヒノキ花粉1.9個、その他の花粉は5.2個(不明が1.5個、ハンノキ1.2個、オオバヤシャブシ0.9個、シラカンバ1.5個)でした。

今年に入って最も気温が高くなり最高気温は18.7℃まで上がり4月下旬の気温となりました。本日も南風となった午後から花粉の飛散数は非常に多くなり、160.2個のスギ花粉が飛散されました。それと同時に、ヒノキ花粉も1.9個観測され、昨日の1.9個の飛散から連日1個の飛散が観察されたため、「当地においては3月10日がヒノキ花粉飛散開始日」となりました。スギ花粉の飛散開始日が2月26日でしたから、それから僅か13日後には、ヒノキ花粉が飛散を開始となり、スギ花粉の飛散開始日からヒノキ花粉の飛散開始日がきわめて早い年となりました。

スギ花粉の飛散数が100個を越えると、個人差はありますが、これまでの抗ヒスタミン+点鼻ステロイド薬を使用しても、症状が抑えきれない方が出てくると判断することが出来ます。

明日は、日本列島はさらに暖かい空気に覆われ、最高気温が21℃と予想されています。スギ花粉はさらに多く飛散すると予想されます。今週末は、まさに今年のスギ花粉の飛散ピークの中に突入している状態と判断できます。

クリニックでは、花粉症症状がさらに強くなり、目の症状もステロイド点眼を追加しないと軽減しない方、花粉症皮膚炎で眼瞼の腫れが強い方などが増えてきました。最大限の防御と最善の治療をする必要があります。

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