2月17日　花粉情報：スギ花粉が1.5個でした

スギ花粉1.5個、ヒノキ花粉0個、その他の花粉0.9個（ハンノキ0.6個、不明0.3個）でした。

穏やかに晴れ、気温も10℃をこえて上がりましたが、一日中北西の風で、スギ花粉はそれほど増加しませんでした。

 ハンノキはコンスタントに少量観測されます。スギ花粉よりわずかに早く飛散を開始する樹木で、1月～5月ころまで飛散し、これにアレルギーを持つ方は、果物にアレルギーもつ事が多い【口腔アレルギー症候群：OAS:】を合併することが多い特徴を持っています。

スギ花粉に方も、この【口腔アレルギー症候群：OAS:】を持つことが多く、メロン、キュウイ、トマトなどにアレルギーを持つ傾向が認められます。

（参考：ファディアhttp://www.phadia.com/Global/Market%20Companies/Japan/Image/ippan/S185S.pdf）

 環境省花粉観測システム（はなこさんhttp://kafun.taiki.go.jp/index.aspx）でも、自動測定器で観測される花粉はまだ少ないレベルです。

　明日からは、暖かい高気圧におおわれ春の陽気にかわり、南寄りの風が都内にも入る予報です。

スギ花粉飛散初期には、まずは、南関東からの花粉が飛散を開始し花粉が増加するパターンが多く、花粉は一気に増加する恐れがあります。その後、前線が通過し、天気は崩れるもの、2月20日には、雨あがりに、最高気温が20℃と予想され、いよいよ本格的な飛散となりそうです。