予想外に多いのスギ花粉が飛散しています。

まとまった雨が朝から降り始め、夕方まで降り続けました。

環境省　花粉観測システム「はなこさん」の新宿区の自動観測機（リアルタイムモニター）の観測数も見ると、雨が降っていた昼間には花粉はほとんど観測されませんが、雨の上がった19時から夜中まで、南西～南風へと変わり、花粉飛散数が急増しています。

明日も風が強くなりそうです。本日のように、夜間でも花粉は飛散してきていることがあります。

 

コロナウイルス対策のため換気は必要ですが、本日を例にとると、19時すぎに窓を大きく開けると、多くの花粉を取りこむこととなる可能性があります。まだ飛散初期ですので、花粉の飛散量は少なく、これが花粉飛散ピークにならば、さらに大量の花粉を室内に取り入れることになります。花粉症の方のいる家庭は、換気のタイミングにも注意が必要です。

「はなこさん」などのリアルタイムモニターの測定値を参考に、その時間の大気に含まれる花粉数をピンポイントで見るのが最も有効な対策となるかもしれません。

明日から晴が続き、飛散数は、気象条件に影響を受けますが、通常、飛散開始の3～4週後に来ること多く、3月上旬～中旬のピークに向けて増えるとも分析されます。十分な花粉対策を実施して下さい。

花粉数のグラフ☞

飛散数の表☞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年2月15日　23時