2018年2月11日花粉情報
突然ですが、2月10日がスギ花粉飛散開始日( 品川区)となりました。
雨あがりで気温が上がり、スギ花粉が急に増加し、スギ花粉3.1個、ヒノキ花粉、0個、その他の花粉o.6個でした。
1月1日より、初めてスギ花粉が2日連続して観測されたため、その初日の2月10日がスギ花粉飛散開始日( 品川区における)となりました。
(ダーラム法)
昨日、この飛散開始は予想できたことですが、1月中旬から、寒い日が続き、日本列島が寒気におおわれる中、気圧の変化により短期間ですが、東日本に暖かい大気が流れ込んで、急に気温が14.9℃まで上がったため、「突然のスギ花粉飛散開始」となりました。
積算温度も375.8℃で飛散がはじまり、予想外に早い飛散開始でした。
今後、一度寒気が南下し一度最高気温が10℃を下まわるもの、2月14日ころより気温は上がり、気圧配置を見ると、南寄りの風が吹く日が続き、花粉飛散開始の時期には、開花の早い地域である南関東や静岡などの地域から花粉が飛散してくること、スギ林にある花粉量が例年より多い条件も考慮すると、週半ばより、花粉飛散数が急に増え、多くの人が症状を感じる目安ともなる本格飛散(ダーラム法で20個/cm2以上)に急になる可能性もが出てきました。
今年は花粉飛散開始が遅くなると、2日前までは分析していましたが、昨日、突然、気温の上昇に伴い、飛散が始まったことを考えると、まだ治療開始していない方も、すぐに、初期療法(予防的に症状の出ない時期から治療を開始する治療)を開始するとともに、セルフケア(マスクなどによる防御)を徹底して下さい。