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ながくらクリニック通信vol39 (2011/10/7)

0_2011_sugi-hinoki

【ながくら耳鼻咽喉科アレルギークリニック花粉症対策情報(2011年スギ・ヒノキ花粉情報保存版)】












コメント
1月
1日 0 0 10.8 2.2

(あけましておめでとうございます) 平成23年度はスギ花粉の大量飛散が予想されています。
昨年12月中にも5日間に花粉が飛散し総数3.0個のスギ花粉が観測されています(ダーラム法)。 
この現象は毎年見られ、スギ花粉の多い年の前の年末には花粉の飛散が比較的多数認められます。スギ花粉は秋までに花粉が形成されており、気温の上昇、個体の反応の差異などにより、秋から冬にかけて花粉を飛ばす木があると分析されています。 そして、年明け後、寒波などの気温の低下により、ほとんどのスギの木が休眠状態となり、1月1日からの最高気温の合計(積算気温)が、関東においては約400度に達すると飛散開始になります。

2日 0.3 0 11.0 4.1 1月2日には、0.3個のスギ花粉が飛散してきており、初観測日となります。今年も年末、お正月にもわずか花粉が観測されています。
3日 0 0 9.2 3.1  
4日 0 0 9.8 3.3  
5日 0 0 11.0 2.8  
6日 0 0 10.8 3.1  
7日 0.6 0 7.3 1.8  
8日 0 0 10.0 1.0  
9日 0.3 0 12.2 0.6  
10日 0 0 6.1 1.4  
11日 0 0 6.4 0.5 寒い日が続いていますが、品川区における花粉測定で、わずかながら花粉は測定されています。花粉の飛散開始日は、1個/cm2以上花粉が、2日連続して測定された初日と定義されており、飛散開始日の前には、花粉は、少しずつ飛散しており、花粉飛散開始日の前から、多くの人が花粉症症状を感じています。クリニックでも、花粉症症状を訴える方、予防薬を取りに来る方が増えています。
12日 0 0 9.5 1.9  
13日 0 0 7.7 2.4  
14日 0 0 7.3 0.0  
15日 0 0 7.4 0.2  
16日 0 0 5.9 -1.1  
17日 0 0 11 -0.2 関東耳鼻咽喉科アレルギー懇話会(2011年1月17日)が開催され,
本年度の花粉予報が発表されました。
【スギ花粉飛散予想】
1、スギ花粉総飛散量(ダーラム法)
①都内で昨年の5倍(7,500個)
②関東で、昨年の7倍

2.飛散開始
南関東で、2月15日から20日
3.総飛散量が非常に多いことの影響を受けて花粉飛散開始後、気温の上昇により、急激に花粉飛散数が増加する可能性も高いことに注意が必要です。
◎症状の重症化を起こしやすい50個/cm2・日以上の日が、シーズン中、40日はあると予想され、花粉症対策、初期治療を、早期より十分に実施する必要がある
ことが発表されました。
18日 0 0 10.6 0.1  
19日 0 0 10.6 1.7  
20日 0 0 10.1 2.2 寒い日が続いています。湿度が20%以下の日が続き、乾燥が非常に強い為、鼻粘膜を傷めて、過敏性の増加、かさぶた、鼻出血の症状を認める方が増加してきました。インフルエンザ(主にAとB型の人が増加しています。)も多くなっています。クリニックでも、花粉症状の強い方、目の痒みを訴える方が、さらに増加しています。花粉飛散前の時期、風邪、インフルエンザにも注意してください。この時期、マスク、加湿をすることが有効です。
21日 0 0 8.5 2.3  
22日 0 0 10.4 2.6  
23日 0 0 9.4 2.4  
24日 0 0 8.2 2.5  
25日 0 0 10.2 2.9  
26日 0 0 9.7 1.4  
27日 0 0 10.5 0.9 環境庁より、H23年のスギ花粉飛散予想が発表されました。例年より花粉飛散が多いこと。1月からの寒さがしばらく続く事より、花粉飛散開始日が例年より遅れ気味。
今年の花粉総飛散量は、ほとんどの地域で、非常に多いため、花粉症に対し十分な注意が必要なレベルであると考えられるため、予報に基づいた早めの花粉症予防対策等が必要である、
と発表されました。
http://www.env.go.jp/press/
press.php?serial=13408
28日 0.3 0 8 0.4 花粉症症状を自覚する方が増加し、28日0.3個花粉が測定されています。
29日 0 0 7.6 1.4  
30日 0 0 6.1 0.6 東京でも一時雪となり冷え込みの強い日々が続いています。花粉症症状を感じる方が増えていますが、飛散開始は、後2週間くらいかかると思います。初期療法による予防をするためには、薬の効果発現には約2週間かかるため、この時期には治療を始めて下さい。
31日 0 0 7.4 -1.0 1月1日より1月31日までの積算気温は、280.7度となり、2月に入り冷え込みが緩み、最高気温が10度を超える事が多くなると思われ、今後、積算気温が400度に達し、飛散開始となるのは、東京都、環境庁等の予報通り、2月15日から20日ごろと予想されます。
2月
1日 0 0 12.7 -0.8 2月に入り、寒さが次第に緩みスギ花粉飛散開始は、予想通り、2月中旬からと思われます。
環境庁花粉予報システム情報『はなこさん』(http://kafun.taiki.go.jp/

東京都の花粉情報(http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/
kanho/kafun/index.html
)と、
リアルタイム予報:東京花粉ネット(http://pollen.tokyo-kafun.jp/kafun/index.php?
action=KafunMapYohoNew
)が情報を発信し出しました。
2日 0 0 9.0 2.4  
3日 0 0 11.9 2.0  
4日 0 0 13.8 3.8  
5日 0 0 11.4 3.8 2月に入り最高気温が10度を超える日が続いています。積算温度は、2月5日で、339.5度となり、最近最高気温が10度前後のことを考えると、飛散開始までには、少なくとも1週間かかると思われます。冬型の気圧配置より、春が訪れる前、雪が降ることが多く、この時期の降雪も飛散開始日を遅らせる要因であり、その反対に、突然、春一番が吹き南風が都内に入ると、関東、東海南部などから一気に花粉が、都内まで到達することがあり(例:2009年2月16日、突然の春一番により都内で、 スギ/1172.8、ヒノキ/ 6.2個飛散しました:https://nagakura-ac.com/nct/nct_27_1.htm
花粉飛散開始日は、その近辺の気象条件により、数日前後することがあります。
6日 0 0 12.2 5.5  
7日 0.3 0 13.8 4.5 最高気温が13.8度まで上がり、0.3個の花粉が観測されました。2月は入り最高気温の高い日が続き。積算気温は、365.8度となりました。積算気温からは、今後最高気温が10度を超す日が続くと、4.5日後に飛散する条件が整うとも判断されます。今週末雨の降った後あたりには、要注意とも思われます。
8日 0 0 7.8 3.5  
9日 0 0 9.1 1.2 天気予報が変わり、2月11日・12日には降雪が予想されています。東京近郊のスギ林への降雪量により影響の程度は変わりますが、花粉飛散開始は、やや遅れ来週の天候の回復後と予想されます。
10日 0 0 9.6 4.1  
11日 0 0 5.5 0.8 雪、みぞれが夜半より降り、東京近郊の森林部では、降雪は20cmとも予測されています。その後の天気予報では、週末まで雪・みぞれまじりの雨に予報が変わりましたが、来週の雨上がり、気温の上昇する16日ごろから花粉飛散が開始しそうなて気象状態です。2月12日までで積算気温は、397.5度となり、積算温度からも、来週天候の回復後より、飛散開始と予想されまさす。
12日 0 0 3.9 0.8  
13日 0 0 8.7 -0.2 積算温度は、401.4度となりましたが、気温は低く、花粉はまだ飛散する様子はありません。
14日 0 0 6.6 0.3 本日は、曇りのち雨の天気予報ですが、15日からは晴れの予報です。積算温度からは、晴れればスギ花粉は飛散する条件を整えていると判断できます。最高気温はまだあまり高くないもの、今週より花粉飛散が始まると思われます。マスク、初期治療の再確認をして下さい。
15日 0 0 10.3 0.7 晴れて気温が12度と予想されますが。リアルタイムモニターでもほとんど飛散していません。
16日 0 0 12.2 2.2 晴れで気温は、12.2度まで上がりましたが、ダーラム法では0個です。
17日 1.2 0 14.6 5.6 最高気温が14.6度まで上がり、花粉も1.2個と増え始めました。18日は雨の予報ですが、雨上がりから花粉は急増するおそれがあります。積算温度は、453.8度となりました。
18日 0.3 0 14.5 5.3. 最高気温が連日14度をこえましたが、花粉は0.3個で、品川区ではまだ飛散開始となりません。温からは、都内でも花粉飛散が始まりそうです。東京都の観測では、立川で、16日、2.2個、17日、1.5個の花粉が観測されました。 花粉の飛散開始日とは、『スライドグラスの1平方センチメートル内に花粉が1個以上捕集される日が、原則として2日以上続いた最初の日』
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/
kanho/kafun/
H23/kaisiyosoku.html
)と定義されており、東京都で立川の飛散開始日は、2月16日となります。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kanho
/kafun/H23/hisan.html
) 
リアルタイム花粉予報を見ても、都内での花粉飛散が開始するのは、すぐと判断されます。1観測地点で、1cm2に1個の花粉が観測されるということは、その生活範囲においては、花粉が確実に多く大気に含まれていると判断してよいと思われ、実際、2日前より、花粉症症状を訴える人が増えてきました。今年のように、花粉日飛散が、遅れた傾向の年には、気温の上昇により急激な花粉飛散の増加が危ぶまれます。是非、花粉対策を強化して下さい。
19日 2.8 0 8.7 3.7 曇りで気温も8.7度の天候でしたが、スギ花粉が2.8個観測され、いよいよ花粉が増加する状態と判断できます。連続して1個以上の花粉の日が2日連続していないので、飛散開始とはなりません。
20日 0.6 0 9.1 5.3 東京都では、八王子が2月17日、青梅、多摩が、2月18日が、花粉飛散日となりました。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/
kanho/kafun/H23/hisan.html

品川区での積算気温は、486.1度となり、もういつでも飛散開始となっておかしくない状況です。
21日 0.6 0 9.9 4.6 今週前半は最高気温がまだ高くないため花粉数の急激な増加は起こらないと分析されますが、今後、少しずつ花粉数が増加し、気温の上昇する週の後半より、飛散数が急激に増加する恐れがあると思われます。
22日 2.2 0 11.2 3.1  晴れの日でしたが気温は、11.2度までしか上がらず、花粉数は、2..2個でした。今週後半より気温が上がり、明日以降も晴れの予報ですから、明日花粉が1個/cm2以上飛ぶと判断して良いと思われ、品川(都内も)では、明日から花粉飛散開始となると予測されます。今後、最高気温が24日は、15度、25日は、18度の予想も出されており、気圧配置から見ても、関東南部、東海、東京西部などのスギ林より花粉が急激に増加し飛散する状況と判断されます。積算気温も507.2度をこえ、スギの雄花は花粉を飛散する状況を十分ととのえているため、今後、気温の上昇より、短時間に、『多い』から『非常に多い』と飛散数が増加する事は確実と考えられます。とうきょう花粉ネットの、今後の飛散予報を見ても、非常に多い花粉密度の大気が都内まで到達する可能性が高く。24日、25日以降、通勤、通学時より、夜半までも花粉数の多い状態が起こると判断できます。今後、治療薬を継続する、マスク等花粉対策を確認し、十分な予防をして下さい。
23日 9.0 0 13.0 3.9  昨日も晴れの天気で、花粉数は9.0個と急増してきました。品川区の開始日は2月22日、積算507.2度での飛散と遅めになりました。大量飛散の年は遅めの飛散開始の傾向が多いようです。明日には急な花粉増加が起こると予想されます。明日は最高気温が19度と予想され、2009年起こったような“突然の大量飛散”のパターンの可能性も起こりうると思われます
(https://nagakura-ac.com/
nct/nct_27_1.htm)
。是非、花粉対策を再確認して下さい・
24日 3.1 0 14.2 8.0  雨から曇りの天気で、リアルタイムモニターでも花粉数は少なく、3.1個でした。今後の花粉数増加に注意が必要です。
25日 567.6 0 20.8 6.8 気温が20.8度と急激に上がり、強い南風(南南西16.6m)が吹き、春一番となりました。この影響を受けて、花粉数は、567.6個と急増しました。突然の大量飛散により、花粉症状を抑えきれなくなる方が急増しました。今後は、気温がそれほど上がらなくても、花粉の多い状況が続きます。是非、リアルタイム花粉予報を参考に花粉対策を徹底して下さい。今後、東京都の予報でも、26日には、多摩地区で『やや多い』に対し、都内では、一気に『非常に多い』予報になっています。このような現象は、関東南部、東海より都心に向かって花粉が運ばれた状態で起こりやすいと考えられ、日没後夜半まで、また早朝にも、花粉数の多い事があります。今後、是非、リアルタイム花粉予報を参考に、生活範囲で花粉を浴びないように、気をつけて下さい。
26日 246.9 0 10.8 3.8 快晴で北西の風が強く、スギ花粉が、246.9個測定されました。この花粉の非常に多い状態が、雨で空気中の花粉が落下しない限り続きます。是非花粉対策を十分してください。 
27日 547.8 0 18.7 4.1  快晴で気温が上がり、スギ花粉が、547.8個測定されました。“東京マラソン2011”が開催されます。引き続き、花粉数は非常に多い状態です。リアルタイム予報でも都内のみならず東京都全体が、花粉“極めて多い”レベルの花粉に覆われています。まだまだ、初期の段階です、是非、花粉に対するセルフ・ケアを実施してください。
28日 22.3 0 9.5 2.2 雨から曇りの天気でしたが、22.3個でした。今後の花粉数多い日が続くくために注意が必要です。例年、3月上~中旬が花粉飛散のピークとなることが多いんのですが、今年は、花粉総量が多いこともあり、花粉の多い期間が長いと思われます。
3月
1日 0.9 0  7.9  4.4 曇りからほとんど雨の天候で、花粉は、0.9個のみでした。今後、花粉は最も多い飛散のピークに向けて増加してゆくと思われます。
2日 72.2 0 10.3 3.4  気温が下がり、花粉数は72.2個でした。週の後半からは気温も例年並みにもどり花粉飛散数の非常に多い状態が続きます。
3日 76.5 0 8.1 1.8 気温の低い日が続きますが、76.5個観測され、週の後半からは、花粉予報でも“非常に多い”となっています。クリニックにも、2月末の花粉の集中して多かったころから、症状の強い方が多く訪れ、目の症状が、抗jヒスタミン剤、抗アレルギー薬の点眼では、おさえきれず、ステロイド点眼を必要とする方も出てきています。今後、さらに花粉対策の
4日  60.5 0 8.3 1.9  晴れの天候が続き、花粉数も、60.5個観測され、これから花粉飛散はピークに向かった増加する時期なります。
5日 40.4  0 11.5 1.6  晴れの天気で日中は気温が11.5度と上がり、花粉数は、40.4個測定されました。連日天気が連続してよく、花粉数も多く測定されています。とうきょう花粉ネットの予報でも、3月8日は“極めて多い”予報となっています
6日 613.6  0 15.0 2.9   気温が15.0度と上がり、613.6個の花粉が測定されました。是非花粉対策とともに、今年のように花粉数の多い年は、内服のみならず、他の点鼻、系統の違う内服(抗ロイコトリエン薬など)を併用する、また、点眼薬も、抗アレルギー薬、メディエーター遊離抑制薬の製剤で症状がおさえきれない場合、ステロイド薬の点眼薬を短期使用するなど、治療薬の選択を変更する事も必要です。また、今後花粉飛散のピークに向かう時期と判断されます。是非、これまで以上花粉対策を強化してください。
7日 101.9 0 9.3 1.0 みぞれまじりの雪が降り、寒い冬の天候に戻りましたが、花粉は、自動計測器では、深夜より雨の降り始める深夜の間に飛散したと分析されます。、花粉数は、101.9個でした。花粉症の方には、一昨日の大量飛散の後の花粉の飛ばない日のおかげで、花粉症症状も少し和らぐと思います。今後以降、最高気温はまだ急には上昇しませんが、連続して花粉飛散数の多い日が続くと予想されます。
8日 90.6  0  10.0 2.6  夜間のうちに雨が上がり曇りの天候でしたが、リアルタイム・モニターで花粉数は、夜になってから増加し、90.6個でした。
9日 547.5 0 12.0 3.7 今週は気温の低い日が続いていますが、最高気温が12.0と上がり、花粉は、547.5と増加しました。これで、今シーズン500個を越える日が4日となりました。花粉総量が多いため条件がそろうと一気に大量の花粉が飛散してきます。3月13日(日)ころより最高気温が15度をこえてくると予想され、花粉飛散のピークに向かってさらに花粉飛散数が増加すると予想されます。今年の花粉症シーズンは、眼の症状の強い方が多く見受けられます。是非、メガネ.、ゴーグル、点眼薬を症状に合わせ使用して下さい。コンタクトレンズ使用の際は、人工涙液で花粉を洗い流す事も可能ですが、点眼薬の使用法は、レンズの種類により異なります。ご相談していただき、症状を強くしない様注意してください。
10日 363.9 0 10.0 2.7  晴れて気温はまだ低いもの、花粉が363.9個測定されました。クリニクでは、子供で症状が非常に強い方、眼や顔が腫れてくる方、また、大人でも、今年、花粉症症状を初めて自覚する方などが増えてきました。
11日 396.0 0  10.3  2.9  史上最大級マグネチュード8.8の地震(東北地方太平洋沖地震)が14時45分発生しました。当クリニックも午後の診療に支障をきたし、ご迷惑おかけしました。晴れの天候で、朝は気温の低いもの日中には気温が上がり、396.0個の花粉が飛散しました。13日(日)には最高気温が17度と予想され、花粉の急増が予測されます。今後、花粉飛散のピークの時期に入ります。よりいっそうの花粉対策・治療の継続を実施して下さい。
12日 92.3 0 12.9 2.3  晴れの天で南風でしたが、花粉数は、92.3個でした。
13日 237.3 0 15.9 5.2  気温は15.9度まで上り、梅のつぼみもほころび始めました。春を思わせるような穏やかな天気で、花粉は、237.3個でした。これで、今シーズンのスギ花粉飛散総数は、4,000個をこえました。3月の長期予報では、3月は例年並みまたはやや低めの傾向と予想され(http://tenki.jp/long/?forecast_span=three_month)、また桜の開花予報は3月31日(気象協会:http://tenki.jp/sakura/expectation)と発表されています。今後の3月の気候が、例年通りと予想される事より判断すると、今後スギ花粉は、今がスギ花粉のピークとなるように思われます
14日 626.3 0 20.2 6.7  気温は20.2度まで上り、花粉は、626.2 個でした。花粉数は非常に多い状態です、引き続き、花粉対策を徹底して下さい。
15日 702.5   14.0  9.2  スギ花粉が、702.5個と今シーズン最も多い飛散数観測されました。またヒノキも、今年初めて、1.2個観測されました。
16日 1430.9 2.5 13.0  3.5  非常に花粉が多く、1430.9個と今シーズン最高のスギ花粉数が観測されました。ヒノキも2.5個と増加してきています。
17日 220.1 0.6 8.9 1.8 最高気温は上がらず、花粉数は減少傾向を示し、スギ花粉、220.1個、ヒノキ花粉、0.6個観測されました。
18日 54.3 1.2 10.1 1.6  気温が下がったままで、花粉数は増加せず、スギ花粉54.3個、ヒノキ花粉、1.2個観測されました。
19日 256.2 4.4 18.2 6.7  最高気温が18.2度と春の陽気になり、湿度の低いことも影響して花粉は多く飛散しており、スギ花粉、256.2、ヒノキ花粉、4.4個観測されました。
20日 187.0 9.9 17.0 9.4  スギ花粉、187.0個、ヒノキ花粉、9.9個観測されました。
21日 33.0 2.3 13.4 7.3  雨の影響で、スギ花粉、33.0個、ヒノキ花粉、2.3個観測されました。
22日 1.2 0 7.6 5.3  スギ花粉飛散数は気温の低下とともに、ここ連続2日の雨で減少傾向を示しています。スギ花粉、1.2個、ヒノキ花粉、0個観測されました。24日以降は天候が回復し、とうきょう花粉ネットでも、“極めて多い”レベルになると思われ、ここ数日の花粉の減少傾向にたいしても油断をせず、引き続き、対症療法を継続する、マスクを忘れないなど、花粉対策を怠らないでください。
23日 269.8 14.8 10.0 2.7  雨、曇りの天気でしたが、まだスギ花粉は多く、269.8個、ヒノキ花粉、14.8個観測されました。今年は、ヒノキ花粉も多く飛散すると予測されます。今後ヒノキ花粉は、飛散のピークに向けて花粉数が増加する時期です、依然としてスギ・ヒノキ花粉対策を実施して下さい。
24日 125.3 6.8 8.1 2.9  スギ花粉、125.3個、ヒノキ花粉、6.8個観測されました。
25日 93.8 14.5 13.4 3.5  とうきょう花粉ネットでも、東京郊外の山間部での飛散数は依然として非常に多いもの、都心部での花粉数は減少傾向を示すようになってきました。これに反し、今後、ヒノキ花粉が花粉飛散のピークにむけて増加する時期です。スギ花粉、93.8個、ヒノキ花粉、14.5個観測されました。
26日 596.3 35.2 11.6 4.3  天気が良く風の強かったことの影響を請けて、3月下旬としては、非常に多く花粉が飛散しています。スギ花粉,、596.3個、ヒノキ花粉、35.2個観測されました。
27日 21.6 8.6 12.0 2.9  晴れの天気の良い日で春らしくなってきました。リアルタイム・モニターでは。昼間の時間帯に都内で花粉の飛散が多く、スギ花粉,21.6個、ヒノキ花粉、8.6個観測されました。
28日 60.5 9.9 12.7 4.4  スギ花粉、60.5個、ヒノキ花粉、8.9個観測されました。
29日 52.5 24.4 15.3 5.2  スギ花粉、52.5個、ヒノキ花粉、24.4個観測されました。天候が良くてもスギ花粉は大量に飛散しにくくなったようです。今年は、ヒノキ花粉の着花量が多いと報告されています。スギ・ヒノキ花粉の抗原の共通性により、スギ花粉に対し抗体陽性の方は、ヒノキ花粉に対しても抗体を陽性に持つことが多く、約80%の方は、両方に抗体が産生されると思われます。今後、ヒノキ花粉の増加にも注意が必要です。
30日 54.6 35.2 16.5 6.7  ヒノキ花粉が増加してきました。スギ花粉、54.6個、ヒノキ花粉、35.2個観測されました。
31日 161.7 44.1 15.5 6.7  スギ花粉も依然として多く、またヒノキ花粉も増加してきました。スギ花粉、161.7個、ヒノキ花粉、44.1個観測されま
4月
1日 39.2 18.2 15.7 6.6  ヒノキ花粉が増加してきました。スギ花粉、39.2個、ヒノキ花粉、18.2個
2日 58.3 62.0 18.4 9.1  暖かい春の陽気で、スギ花粉、58.3、ヒノキ花粉、62.0個観測されました。4月に入り、スギ花粉数よりヒノキ花粉数の方が多い、飛散数の逆転が起こっています。今年のヒノキ花粉の飛散開始日が3月15日であったこと、例年、ヒノキ花粉が飛散開始日より、3-4週後にピークになることを考えると、今年のヒノキ花粉飛散のピークは4月中旬頃と予測されます。ヒノキ花粉は、スギ花粉よりやや小さめの花粉で、飛散総数はスギより少ないもの(関東では、スギ花粉の10-15%位)、この時期、花粉症症状が強くなる人もいるため、依然として、花粉対策が必要です。ヒノキ花粉は、鼻症状とともに、のどの痒み、痛み、咳、違和感(咽頭症状)、眼の症状などを強くおこすことがあります。4月に入って、花粉症症状の増加を感じる方は、治療薬を継続する、症状により治療薬を変更するなどが必要です。
3日 77.8 68.8 9.9 6.9  スギ花粉、ヒノキ花粉とも多く飛散してきています。スギ花粉、77.8個、ヒノキ花粉、68.8個観測されました。
4日 73.8 56.2 13.9 5.9  天気が良く湿度低い日が続くため花粉も多め飛しており、花粉、73.8個、ヒノキ花粉、56.2個観測されました。
5日 13.0 8.3 15.4 4.2  スギ花粉、13.0個、ヒノキ花粉、8.3個観測されました。
6日 26.9 40.4 19.7 73.7 春の訪れを思わせる暖かい気候となりました。スギ花粉、26.9個、ヒノキ花粉、40.4個観測されました。 
7日 53.7 360.8 20.6 10.3  最高気温が20度と予想され、桜も満開となりそうです。花粉症の方は、花粉対策も忘れない様注意して下さい。まだスギ花粉も残っていると思われ、またヒノキも増加する時期です。スギ花粉、53.7個ヒノキ花粉が急増し、360.8個観測されました。
8日 29.3 189.2 18.7 15.5  桜も満開ですが、ヒノキ花粉が増加してきています、マスク等注意して下さい。スギ花粉、29.3個、ヒノキ花粉が、189.2個観測されました。また、その他の花粉が、247.5個観測されています。
落下法(ダーラム法)で観測される花粉の半数以上が、スギ・ヒノキ花粉以外の花粉となってきています。
花粉の自動計測器(リアルタイム・モニター:はなこさん、とうきょう花粉ネットなどの花粉測定法)は、花粉と同じサイズの粒子状物質を、レーザー光に対する散乱状態より判定しています。その為、スギ・ヒノキ花粉以外の花粉も計測している可能性が多くあります。花粉数を確定するためには、従来のダーラム法(プレパラートに落下してきた花粉を染色し、顕微鏡で観察し、花粉数を測定する方法が、最も正確になります。実際、数百個の花粉を顕微鏡で測定できるのは、熟練者に限られる作業であり、数時間かかる大変な作業になります。)
9日 8.0 20.1 18.0 12.3  スギ花粉、8.0個、ヒノキ花粉、20.1個観測されました。
10日 18.5 27.2 17.7 10.3  スギ花粉、18.5個、ヒノキ花粉、27.1個観測されました。
11日 16.7 92.3 19.3 8.6  スギ花粉、16.7個、ヒノキ花粉、92.3個観測されました。
12日 55.6 287.3 15.7 7.6  天気も良く、風が強く、スギ花粉、55.6個、ヒノキ花粉、287.3個観測されました。ヒノキ花粉が、確実に多くなっています。ヒノキ花粉は、今がピークと予想されます。クリニックでも、4月に入り、花粉症症状の再度増強する方、この時期になり初めて、花粉症症状が強くなり受診する方も増えているようです。
13日 21.9 106.5 20.5 7.1  スギ花粉21.9個、ヒノキ花粉、106.5個観測されました。
14日 19.1 53.7 22.1 11.1  スギ花粉、19.1個、ヒノキ花粉、53.7個観測されました。
15日 11.7 107.1 22.5 13.7  スギ花粉、11.7個、ヒノキ花粉、22.5個観測されました。
16日 22.5 63.6 24.6 12.9  スギ花粉、22.5個、ヒノキ花粉、63.6個観測されました。
17日 9.9 17.0 17.6 9.6 スギ花粉、9.9個、ヒノキ花粉、17.0個観測されました。 
18日 4.0 6.5 17.4 12.5  スギ花粉、4.0個、ヒノキ花粉、6.5個観測されました。スギ花粉は気温が上がっても多く飛散することはなくなってきました。ヒノキ花粉の影響と思われる、鼻症状の増加、咽頭痛、咳等の症状を強くもつ方が多くクリニックを訪れています。
19日 0.6 5.6 18.1 7.1  スギ花、0.6粉個、ヒノキ花粉、5.6個観測されました。
20日 2.8  8.3 16.7 6.5  スギ花、2.8粉個、ヒノキ花粉、8.3個観測されました。
21日 4.6 10.5 16.2 8.8   スギ花、4.6粉個、ヒノキ花粉10.5個観測されました。
22日 0.3 4.3 18.8 11.4    スギ花、0.3粉個、ヒノキ花粉、4.3個観測されました。
23日 0 0.6 17.9 14.8  スギ花、粉0個、ヒノキ花粉、0.6個観測されました。
24日 2.5 16.4 20.6 11.4  スギ花、2.5粉個、ヒノキ花粉、16.4個観測されました。
25日 2.8 29.3 20.1 10.9  スギ花、2.8粉個、ヒノキ花粉、29.3個観測されました。一時雨の降ったもの晴れとなりました。飛散するスギ・ヒノキの花粉のうちほとんどがヒノキ花粉です。今週に入って、花粉数の増加により、花粉症症状の再び増加する人も見受けられます。
26日 2.8 7.7 21.0 11.3  スギ花、2.8粉個、ヒノキ花粉、7.7個観測されました。スギ花粉も1個以上飛散することなく、一応、スギ花粉は4月26日で飛散終了と判断して良いと判断します。
27日 0.3 12.0 24.4 14.9   スギ花粉、0.3個、ヒノキ花粉、12.0個観測されました。
28日 0.9 16.4 24 14.9  スギ花粉、0.3個、ヒノキ花粉、12.0個観測されました。
29日 0.0 4.6 19.1 12.0  スギ花粉、0、ヒノキ花粉4.6個観測されました。
30日 0.3 9.0 22.2 12.3  スギ花粉、0.3個、ヒノキ花粉、9.0個観測されました。ヒノキ花粉は、依然として飛散が認められます。その方により差異はあると思われますか、花粉症症状が、毎年、5月連休すぎまで継続する方もいらっしゃいますので、症状により。治療法を選択してください。この時期には多くの花粉が飛散しています。
 街路樹の、ブナ、コナラ、ビャクシン、イチョウ、栗なども花粉症の原因となります。また。イネ科のカモガヤなども多く花粉をつける時期となってきました。この時期に、花粉症症状の強くなる方は、外来で治療を受ける、アレルギー検査をして、原因を調べる事も大切です。
 ◆4月30日で今シーズンの花粉情報を、終了とさせていただきます。(今後、スポットでの情報を、クリニック通信でリリースしてゆきます。)(今シーズン、花粉症の方が、少しでも治療・対策にお役に立てればと思っております。)

◆◆昨年10月より、舌下免疫療法の治験を、2シーズンの予定で実施していただいております。今年は、非常に花粉飛散の多い年となり、花粉症の方にとって大変なシーズンとなりました。まだ、正確な治療結果の報告は出ていませんが、舌下免疫療法(SLIT)により、症状の軽減が可能となっているという手ごたえ十分を受けています。今後、この免疫療法の治験が良い結果となり、なるべく早く、実際の治療法して認可されることを、心より願っているとともに、今後とも、アレルギー治療に貢献できるように努力してまいります。(End)
累計 9620.8 1875.8      

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