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ながくらクリニック通信vol30-②-4(2009/1/4)

2010年スギ花粉症予報・対策Q&A②-4

④ 生活の注意点 Ⅰ

Q19 花粉症で日常の注意することは(花粉症対策)?

①花粉に鼻・眼に入らないよう予防対策を立てる。
1.シーズン中窓を開けない、衣類についた花粉を落として家は入る、髪についた花粉は早めに入浴により洗い落とすなどです。
2.花粉情報を参考に、花粉量の多い時には、マスク・ゴーグル等を使用する。
②(花粉情報WEB.)
1. 慈恵医大耳鼻科の花粉症のページ:http://www.tky.3web.ne.jp/~imaitoru/
2.環境庁花粉測定システム(はなこさん):http://kafun.taiki.go.jp/
3.東京都の花粉情報:http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kanho/kafun/index.html
(当クリニックHPにおいても、随時、花粉情報・治療のアドバイスをリリースします。)

Q20 花粉グッズの選び方は?
①マスクの選び方
1.不繊布であること。(最近のマスクは改良され性能が向上しています。)
2.隙間が出来ないこと。(自分の顔にあったマスクにより70―80%以上カット出来ます。)
3.清潔であること。(使い捨てがのぞましい、また付着した花粉を持ち込まないため。)
4.その他:メガネをかけた時曇らない、女性はお化粧がつかないなど。
②メガネ・ゴーグルの選び方
眼の症状を軽減するためには、花粉を眼に入れないようにするため、通常のメガネも直接花粉が入るのを防止できます(約70%と言われています。)。より確実にブロックするには、花粉グッズとして作られたゴーグル・ドライアイ用のものがあります。

(追加項目:手術)
Q21 手術療法について
治療薬によっても鼻閉・鼻汁過多などが十分改善されない場合、手術の適応となり、
①鼻中隔湾曲矯正術 ②下鼻甲介切除術などが行われますが、外来での日帰り手術として、
レーザー治療・シェーバー・電気焼却など新しい手術器具が開発されてきました。
しかし、手術療法によっては、アレルギー体質自体は改善しないため、また過敏性も持つ
鼻粘膜が再生してくると、アレルギー症状が再発してしまいます。このため、手術の適応は慎重に行い、総合的には免疫療法との併用が望ましいと言えます。
(また当クリニックでもレーザー手術(アルゴン・プラズマ:APC)が可能ですが、この手術は鼻粘膜の再生・治癒に3-4週間かかるため、基本的に花粉シーズン直前・中にはあまりすすめられません。)

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