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ながくらクリニック通信vol16(2008/1/20)

2008年スギ花粉最新情報②
 先日、関東耳鼻咽喉科アレルギー懇話会(2008.1.20)が開かれ、NPO花粉情報協会、気象情報支援センターより、最新の分析結果が報告されました。

特徴としては、

①スギ花粉飛散総数は、昨年の約2倍~3倍(都内)
飛散開始は、2月5日~7日ごろと例年より早い予想。
飛散開始より短期間で飛散数が増加する傾向
症状の重症化する期間が長い
ヒノキ花粉が多い。

事が、報告されました。

 さらに、気象条件としては、2月-3月は暖冬気味かつ雨量も少なめの予測であるため、この影響受け、花粉数、30個以上の(多い)が、30日を超え、また50個以上の(非常に多い)日が、3週間を超える可能性が高くなる傾向も報告されました。

 このことは、絶え間なく、花粉が飛散することにより、花粉症症状が重症化しやすいシーズンになりそうと判断されます。

 ここ2年間花粉が例年より少なかったこともあり、症状の軽度であった方も、今年は、早期からの、十分な対策・治療をしていただければと思います。

(また、東京都では、花粉予報のメール配信を2月1日から開始しますので、配信登録を現在受け付けています。興味ある方は、他の花粉情報とともに、参考にしていただければと思います。参考WEB①)

 また、スギ花粉飛散直前に花粉を飛散する、ハンノキも飛散を開始したようです(花粉観察ライブ参考WEB②によると、1月15日)。このことは、1月中―下旬の冷え込みがされば、確実に、急激な花粉増加も起こりえると判断しています。
花粉症の方は、是非、早めの対策・治療をお勧めします。

参考WEB.
①東京都の花粉情報:http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kanho/kafun/index.html
②花粉観察ライブ:http://blog.livedoor.jp/melissos/

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