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2007年スギ花粉症対策5 生活の注意点他②

2007年スギ花粉症対策1 治療法① 2007年スギ花粉症対策2 治療法②
2007年スギ花粉症対策3 症状について① 2007年スギ花粉症対策4 生活の注意点①
2007年スギ花粉症対策5 生活の注意点他② アレルギーの免疫治療6 減感作療法①
アレルギーの免疫治療7 減感作療法②

2007年スギ花粉症対策5 生活の注意点他②

 

Q18 コンタクトレンズ使用の場合の注意点について
抗アレルギー薬の点眼薬(インタール・ザジテン・リボスチン・パタノール点眼液など)
は、ハードコンタクトレンズやソフトコンタクトレンズ(1日使い捨てなど)を使用する場合、通常の眼のかゆみに対しての使用は差し支えありません。
装着中点眼することが出来ないわけではありませんが、装着前・装着後に点眼してください。しかし、装着中もかゆみ・充血などが軽減しない場合には、レンズを使用しない選択が望ましいです。
 また、コンタクトレンズ装着中には、人工涙液(防腐剤無添加が安全です。)で、目に入ってくる花粉を洗い流すよう頻回の点眼が効果的です。
(参考)人工涙液(防腐剤無添加のもの)
(ソフトサンティア・マイティアドライミニ、アイリスCL-ネオ・ティオーレCLなど:市販)
また、レンズの汚れを落とすための洗浄を十分行うことも必要です。

 

Q19 スキンケアについて
花粉症の時期になると、皮膚のかゆみ、特に花粉が直接当たる顔の皮膚がかゆいなどの症状を訴える人がいます。花粉症皮膚炎とも呼ばれ、アトピー性皮膚炎・ドライスキンなどでバリアー機能の低下している状況でより起こりやすいと言われています。対策としては、マスク・帽子・めがね(ゴーグル)をして、花粉が直接皮膚に当たるのを避ける、ドライスキン・アトピー性皮膚炎の対策としてのスキンケアを十分して皮膚のバリアー機能を低下しないよう注意することが大切です。

(追加項目) 今後の花粉症治療について

Q20 今後の新しい治療法について(現在アレルギー研究班などでこれらに協力しています。)
①経口減感作(舌下)は臨床適応の判定をしていますが、一般には数年はかかると思われます。
②花粉症緩和米は、安全性、効果判定をするのに2010年より早くはなりえない状況です。
③ペプチド療法も臨床適応のための判定をしていますが、数年はかかると思われます。
④抗IgE抗体は、日本で難治性の喘息で認可の方向ですが花粉症では未定です。
⑤DNAワクチンは、犬での実験で成功していますが臨床での評価は実施していません。
(このようにアレルギーの治療は近年さらに進化して、もう少しで新しい局面に届くと言えます。)

 

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