5月28日 2019年スギ・ヒノキ花粉飛散 総括
過去30年のグラフを作成しました。
【2019年シーズン総括】
スギ花粉飛散総数 4,875.5個
スギ花粉飛散開始 2月12日
スギ花粉飛散終了 5月5日
ヒノキ花粉飛散総数 1370.7個(スギ花粉の28.1%)
ヒノキ花粉飛散開始 3月5日
ヒノキ花粉飛終了 5月25日
スギ+ヒノキ花粉飛散総数 6,246.2個
(昨年のスギ花粉4162.0個、ヒノキ花粉3896.0個)
【予測の分析】
シーズン前には、
スギ花粉飛散総数 5,500個
ヒノキ花粉飛散総数 500個
スギ+ヒノキ花粉飛散総数:6,000個
と予想しました。
総数は約6000個でほほ予想通りでしたが、ヒノキ花粉は、昨年(2018年)の大量飛散の翌年は、木の勢い(樹勢)が弱まり、激減すると予想してに反し、多くのヒノキ花粉が飛散しました。
ヒノキはスギとは植生が異なるのかも知れません。ヒノキの木も、スギの木に遅れて、現在、ほぼ樹齢30年に入り、最も花粉生産量の多い時期に入りました。
今後、30年は続くと分析されているスギ花粉が飛散のピークに中にいる状況と共に、現在、飛散にピークにさしかかったヒノキ花粉の飛散状況から目が離せないという事実を忘れないように注意が必要です。さらに、今後、ヒノキ花粉の大量飛散にも注意が必要と分析されます。(2019.5.30 H,Nagakura )