さわやかに晴れて、最高気温も23.3℃と初夏の様な暖かさです。風向きも、午前中は北よりで、午後には南風が吹き、飛散する花粉は増加し、スギ花粉もまた増え、17.0個、ヒノキ花粉は急増し、106.8個、その他の花粉は、275.9個（含むハンノキ）でした。その他の花粉は、カバノキ科（シラカンバ、ハンノキ、オオバヤシャブシ）、ブナ科（コナラ、クヌギ、クリ）、バラ科サクラ属 ソメイヨシノ、イチョウ科イチョウ、マツ科（クロマツ、アカマツ）などでした。この時期、マツの花粉が増えてきています。例年、ヒノキ花粉が多く飛散する時期には、マツも増えてくるようです。近隣のマツの雄花も、日ごとに開いてきていて、大分開き、花粉を飛ばした様です。

【重症花粉症の治療に～ゾレア注射について】更新2023.2.20☞

クリニックでは、花粉症の症状の軽減してくる方と、この時期になり、ヒノキ花粉や、マツやブナ科（ブナ、コナラ、クヌギ、スダジイなど）に反応しているのか、喉や眼のかゆみや、顔などの皮膚の掻痒感、咳喘息などの症状を強く感じる方が増えてきました。

天気は回復し、連日20℃を越える日が続く予報です。まだまだ、特にヒノキ花粉が多くなると予想されます。マスクなどのセルフケアを実施することを忘れないで下さい

◎本日までのスギ+ヒノキ花粉飛散総数が7076.5個になりました。東京都の発表による都内のスギ+ヒノキ飛散総数が11,500個とすると、62％位飛散終了した計算になります。今後は、飛散数が非常に多いと分析されている（多ければ、スギ花粉と同数～8割飛散すると分析されている）ヒノキ花粉の飛散状況に注意が必要です。