3月3日 花粉情報:雨が降る出す前までスギ花粉が観測され205.2個でした。
スギ花粉205.2個、ヒノキ花粉0個、その他の花粉1.9個)でした。
朝から一日雨が降る寒い天気となり、寒い雨の中での“「東京マラソン」となりました。
それでも、スギ花粉は205.2個測定されています。意外に思う方がほとんどと思いますが、そのほとんどは深夜から午前中までの、雨が本降りになるまでの時間帯に観測されています。
環境省花粉観測システム【はなこさん】で、
都内の観測点(新宿)を見ると、
深夜から雨が降りだしてしばらくは花粉が観測されますが、本降りとなると花粉は観測されていません。
(http://kafun.taiki.go.jp/Hyou0.aspx?MstCode=51320100&AreaCode=03)
◆雨が降り出してしばらくは、花粉は測定されることが確認されています。これは、雨の水滴で大気が冷やされ、地上へと落下し、花粉密度の高い大気が地上に降りてくるためと考えられています。
そして、この現象は、雨が降り出してもしばらくは起こっているため、降り始めに花粉が増えることもあります。本降りとなると大気中の花粉はすべて落下して、空気中になくなると分析されています。
つまり、雨の降り始めは、花粉の増加しやすい状態が起こっていることがあり、本降りになるまでは、花粉に注意が必要です。