メニュー

2019年スギ・ヒノキ花粉飛散予測 第2報

[2019.01.15]

秋のスギ花粉飛散による予測で、2019年のスギ花粉飛散は、「例年平均を上回る、多めの花粉のシーズン」になると予想されます。

昨年の夏の猛暑の影響を受け、花粉の生産に最も強く影響する7月~8月の日射量が多かったため、花粉が多くなる条件がそろって『例年通りの飛散~やや多めの飛散量』となると予測されます。

飛散数

飛散数予測は、都内で5,000~5,500個(例年比110%増)

飛散開始日

飛散開始(1cm²に1個以上の花粉が連続観察された初日)は、昨年秋が暖かかったため休眠打破が遅れ、例年よりやや遅い2月15日頃以降と予想されます。


 

◆2018年の秋には11月より多くのスギ花粉が飛散してきています。
例年、秋に飛散するスギ花粉が多いと翌年のスギ花粉飛散総数が多くなると言われています。
はたして、来春はスギ花粉飛散が多くなるのでしょうか?

◆2018年11~12月には、品川区のスギ花粉測定で、例年にない多くのスギ花粉が観測されています。
11月中に総数9.6個、12月には6.9個のスギ花粉がダーラム法で観測されおり、クリニックでも「何かの花粉が飛んでいるのですか?」と訊ねられたり、「スギ花粉症が始まったように感じる方」も多く、その程度もはっきりしています。

◆「2019年スギ・ヒノキ花粉予報 第1報」
(https://nagakura-ac.com/column/2019年スギ・ヒノキ花粉予報%e3%80%80第1報)
で、約4,500個と予想しましたが、その後の花芽の調査で、雄花の発育が多いため、飛散量は当初の予想
より上方修正し、5,000~5,500個・ダーラム法と分析しています。

◆参考WEB
①日本気象協会:2019年 春の花粉飛散予測(第2報) (2018年12月12日)
~“多かった前シーズン”よりは少ないが、広い範囲で例年より「やや多い」飛散量に~
花粉シーズンは2月中旬に九州や四国、東海、関東地方の一部からスタート
(https://tenki.jp/pollen/expectation/)

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME