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2018年3月31日花粉情報

[2018.04.01]

スギ花粉37.5個、ヒノキ花粉88.3個、その他の花粉312.0個でした。

累積スギ花粉4073.2個、ヒノキ花粉2361.0個。

 

本日も晴れて多くの花粉が飛散しました。スギ花粉も37.5個、ヒノキ花粉も減ったとはいえ、88.3個です。一般的に、花粉数が50個を越えると、花粉症の症状が非常に強くなり、100個を超えると、対症療法では抑えきれない人が出でくると考えてよいといえます。

 

昨日のヒノキ花粉814.5個は、観測史上初めての出来事であり、花粉飛散前のスギ・ヒノキ花芽の調査では、神奈川でヒノキ花芽の発育が良い傾向が確認されていましたが、これほどのヒノキ花粉の、突然の大量飛散は、事前に全く予想出来ませんでした。

 

3月の気象条件が、連日気温が高く、雨が少なかったことにより、スギ花粉が3月上旬に集中して大量に飛散し、その後、さらに気温の上昇が続いたことにより、ヒノキ花粉が、極めて大量に飛散していると分析されます。

 

北国では、春が突然におとずれ、一気に花が咲くように、

3月の花粉飛散は、気温の上昇により、「短期集中型の大量飛散」を引きおこしていると分析されます。

 

クリニックでは、非常に症状の強い方が多く、春休み中のこともあり、幼稚園児、小学生の受診が多いのと共に、今年、この時期にきて初めての花粉症発症の方、今週に入って、のどや眼の痒みや、鼻閉や鼻水で苦しくて夜眠れないなどの方が増えています。

 

また、対症療法の限界を実感し、今年に花粉シーズンが終わったら、親子で舌下免疫療法(SLIT)を実施しようと考える方も多く見受けられます。

例年、スギ花粉は4月中旬くらいに飛散を終了し、ヒノキ花粉はゆっくり減少し、5月連休過ぎまで残るのが一般的です。今年は、桜の開花が早いように、季節は早く回っているようですが、まだまだ、注意が必要です。

 

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