スギ・ヒノキ花粉情報
【2025年スギ花粉症情報・対策】（2025.1.20）
“今年も今夏の記録的な猛暑の影響を受けて、花粉飛散の多かった昨年より飛散数は減少傾向を認める地域が大きいもの、例年より多いスギ花粉・ヒノキ花粉が飛散すると予想されます！”
スギ・ヒノキ花粉の飛散量は、前年の気候（6月～8月）の気象条件に大きく影響を受けます。
2023年6月の平均気温は全国的高くなりましたが、7月～8月の平均気温、日照時間は、関東から東北南部でやや多いもの、その他の地域では少なくなりました。その他、花粉飛散量に影響を及ぼす大きな要因は木の樹勢です。2023年のスギ・ヒノキ花粉飛散量は全国的に多くなりました。このため、樹勢からは、来年花粉をつける量は減少する影響が出てきます。そのため2024年のスギ・ヒノキ花粉飛散量は、全国的に多かった前年（2023年）より減少傾向が認められますが、観測史上最高の猛暑と言われた影響を受けて、例年平均（過去10年）より多くの花粉が飛散すると予想されます。
◆重症花粉症に対し、抗ヒスタミン薬や点鼻を使ってもなお、花粉症症状が
『重症』や『最重症』の方に2020年より保険適応となった『ゾレア』が使用可能となりました。(裏面を参考にして下さい)
◆スギ舌下免疫療法の治療薬 『シダキュア』はスギ花粉飛散時期には開始できません。（2025年5月中旬以降開始可能）
（スギ花粉飛散開始前での治療開始か、2025年5月中旬以降開始可能です。）
【飛散数】
当測定地（品川区）においては、飛散数の多かった昨年より減少する傾向が見られる可能性もあるもの、例年平均（約4,500個）より多い、最大でスギ花粉5600個、ヒノキ花粉900、総数約6，500個と予想しています。
【飛散開始日】
夏からの秋の最高気温が高い影響をうけスギ花粉が冬眠に入るのが遅れる影響と、12月からの気温の低下により、スギ花芽は冬眠にしっかり入ったため、その後の気温上昇により『休眠打破』となるため、2025年2月～3月の気温は高めと予想されているため、例年より早い飛散開始、2月上旬から、1月の気象条件により、観測史上最も早い、1月からの「飛散開始となる可能性が高くなってきました。（都内の例年平均は2月14日頃）
『飛散開始日』とは、「１cm2の花粉が連続観察された初日」と定義されているため
飛散開始前に、約40％の花粉症の方が症状を感じていると言われています。
【初期療法について】
花粉の飛散してくる前から、早めに治療薬を使い始めて症状をなるべく出さない予防が効果的です。（図参照）
治療開始時期は、「飛散開始の約1週間位前から、あるいは、花粉を感じたらすぐ」を目安にして下さい。
（以上）
花粉症の日次コンテンツは下記よりご覧いただけます
※毎年年始過ぎより開始いたします。
4月8日（月）スギ花粉0.6個、ヒノキ花粉35.2個、その他の花粉39.2個でした。
（2024.04.09更新）
天気はほぼ曇りで、時折、雨が降ったり、晴れ間が出たり、はっきりしない天候でした。最高気温は23.2℃まで上がり、風は、北よりから、一時、東寄り、南寄りと変わりましたが、風は弱く、スギ花粉は、いよいよ飛… ▼続きを読む
4月7日（日）スギ花粉0.6個、ヒノキ花粉15.7個、その他の花粉27.2個でした。
（2024.04.08更新）
朝のうちは曇でしたが、次第に晴れて、最高気温は22.6℃と、いよいよ春爛漫となり、桜も満開となりました。風が弱いもの最高気温が高いため、花粉が多く飛散すると思ったもの、観測される花粉は、予想より少なく… ▼続きを読む
4月6日（土）スギ花粉1.5個、ヒノキ花粉3.7個、その他の花粉16.7個でした。
（2024.04.07更新）
最高気温は15.8℃と暖かくなってきたもの、時折小雨も降る、風の弱いどんより曇った日でした。そのためか、飛散する花粉は減少し、スギ花粉も少なく、1.5個、ヒノキ花粉も少なく、3.7個、その他の花粉、1… ▼続きを読む
4月5日（金）スギ花粉17.6個、ヒノキ花粉38.0個、その他の花粉32.7個でした。
（2024.04.06更新）
連日、天気ははっきりせず、曇から小雨の降る天気でしたが、昨日より次第に気温が上がってきました。スギ花粉はやや増加し、17.6個、ヒノキ花粉はそれより多く、38.0個、その他の花粉、32.7個（カバノキ… ▼続きを読む
（2024.04.05更新）
4月4日（木）スギ花粉2.8個、ヒノキ花粉1.9個、その他の花粉13.0個でした。
小雨から曇りの天気で、夕方、晴れ間もでましたが、また曇り、最高気温は19.9までがりましたが、風も… ▼続きを読む
4月4日（木）スギ花粉2.8個、ヒノキ花粉1.9個、その他の花粉13.0個でした。
（2024.04.05更新）
小雨から曇りの天気で、夕方、晴れ間もでましたが、また曇りとなり、はっきりしない天候でした。最高気温は19.9℃まで上がりましたが、風も弱く、飛散する花粉は激減し、スギ花粉はそろそろ飛散終了に向かって… ▼続きを読む
4月3日（水）スギ花粉2.5個、ヒノキ花粉32.7個、その他の花粉35.9個でした。
（2024.04.04更新）
朝方から雨が降り始め、一日雨が降り続きました。飛散する花粉は減少し、スギ花粉はそろそろ飛散終了に向かっているのでしょうか、2.5個でした。それでも、雨の降る天気でも曇の時間帯か雨の降り始めに飛散してき… ▼続きを読む
4月2日（火）スギ花粉35.2個、ヒノキ花粉84.9個、その他の花粉38.3個でした。
（2024.04.03更新）
最高気温が20.6度と依然として暖かい日が続きます。南寄りの風がやや強き、スギ花粉35.2個まだ多く、ヒノキ花粉は確実に増加して、今シーズン最高の84.9個、その他の花粉38.3個（カ… ▼続きを読む
4月1日（月）スギ花粉26.5個、ヒノキ花粉57.1個、その他の花粉54.5個でした。
（2024.04.02更新）
最高気温は、19.4度でしたが、南寄りの風向きです。連日の暖かさで、スギ花粉は減少してきたもの、26.5個、ヒノキ花粉は、スギ花粉より多く、、『スギとヒノキの飛散数の逆転』が明確になり、57.1個、そ… ▼続きを読む
3月31日（日）スギ花粉23.5個、ヒノキ花粉が個シーズン最高の249.7個、その他の花粉211.1個でした。
（2024.04.01更新）
最高気温が、28.1℃まで上がり、初夏の様な暑いほどの日となりました。3月の28.1℃は、観測史上初めての記録となります。連日の記録的な暑さの影響を受けて非常に多くの花粉が飛散しました。
スギ花粉は… ▼続きを読む
