メニュー

慢性副鼻腔炎

原因

ウイルスや細菌が副鼻腔に感染した後に、慢性的な炎症が起こることにより起こることが多く、粘性から膿のような鼻水や鼻詰まり長く続きます。

症状

膿の混ざった粘性の鼻汁、鼻汁がのどにまわる(後鼻漏)、鼻づまり、嗅覚障害、頭重感など

診断

鼻腔内の膿性~粘性の鼻汁、レントゲン検査、CT検査にて副鼻腔に白い陰影

治療

鼻腔内清掃によりたまった膿をきれいに吸引し、副鼻腔までの通り道(自然口)を広げる、ネブライザー液を吸入するほか、薬物療法として「マクロライド系抗菌薬」が有効であることが多く、3~6か月くらい長期の薬物療法が使われます。(この薬は、細菌を死滅させるのではなく、「粘液を減らす」、「免疫系を調節する」、「粘膜の繊毛の働きを改善する」などの作用により、炎症を改善してゆきます。)

手術療法

薬物による保存療法で副鼻腔炎の症状が改善しない時、手術が必要になります。

手術では、副鼻腔からの粘液や膿を排出が十分に行われるように、副鼻腔と鼻腔との交通路(自然口)広げることが重要で、腫れた粘膜を削り取ったり、中にたまった膿を取り除きます。そして術後は、「マクロライド系抗菌薬」を一般に数か月続けます。

昔の副鼻腔の手術は、局所麻酔で歯ぐきを切り、上顎洞の前壁の骨を削る術式がとられましたが、現在は、全身麻酔で鼻内から内視鏡を使い自然口を開大し、副鼻腔の中をきれいにし、鼻粘膜の繊毛(粘膜表面にある細かい毛)の働きを正常に戻し、膿を外に排出できるように、鼻腔形態を良い状態に作り上げ(鼻腔整復術)、鼻全体を生理的に良い状態へ改善することにより、治してゆきます。(内視鏡下副鼻腔手術:Endoscopic sinus surgery, ESS)

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME