ながくらクリニック通信vol25(2009/1/1)
2009年スギ花粉予報(第3版)
あけましておめでとうございます。
・2009年スギ花粉予報
・2008年秋のスギ花粉飛散
・当クリニックで減感作療法を施行中の方へ
について転載します。
①2009年春のスギ花粉飛散量 |
2009年春のスギ花粉飛散量は、関東において過去10年の平均値と同じか、やや多いと予想されます。すなわち、 【1】この予測は、昨年度の夏の気象条件(最高温度・日射量)を分析して、昨年9月に、私が予想した予測値とほぼ同様といえます。 【2】スギ花粉飛散総数は『過去10年間の平均値と同じか、やや多い』と予想されますが、実際、慈恵医大アレルギー研究班によるスギ・ヒノキ花粉飛散総数の推移(品川区)を見てみますと、 スギ花粉飛散総数の平均値が、 |
②花粉飛散開始時期 |
花粉飛散開始時期は、おおよそ平年並みもしくはやや暖かいことも予想されるため、2月上旬から中旬、年明けからの気候が暖冬であれば、それより早くなる可能性があると予想されます。 |
③2008年秋のスギ花粉飛散について |
秋にスギ花粉が飛散することは毎年見られる現象ですが、2008年秋より年末にかけて、わずか観測されています。 |
④スギ花粉症に対する予防的治療について |
スギ花粉飛散前より予防をする方は、1月下旬までにクリニックを受診し 、治療を始めることをお勧めします。 (参考:秋のスギ花粉飛散) ※データ利用不可 【参考WEB】 1.慈恵医大花粉症のページ (http://www.tky.3web.ne.jp/~imaitoru/) |
(追伸) |
【当クリニックで減感作療法を施行中の方】 クリニックで減感作療法を受けている方は、花粉シーズン前に鼻症状を悪化させないことが大切です。すなわち、 1.定期的に免疫療法を持続する。 |