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ながくらクリニック通信Vol.63(2016/1/1)

2016年のスギ・ヒノキ花粉症 予想(第2報)

【秋のスギ花粉飛散よりの2016年のスギ花粉飛散予測】

◆昨年12月にも、都内(品川区)でスギ花粉の飛散が確認され、このことからも2016年は、昨年より多い花粉が、例年より早く飛散開始となる可能が出てきました。

毎年、秋には、スギ花粉をすでに花粉は成長し花粉が出来上がっているため、都内でも、スギ花粉の飛散が観測されます。

2015年12月の品川区のスギ花粉日飛散数は、合計2.4個(ダーラム法)でした。年末、年初めに、花粉症症状を感じた方もいると思います。これまでの統計で、12月に飛散する花粉数が、3.0個を超えると、翌年、多くの花粉が飛散しています。

今年の12月には、3個には及びませんが、2.4個と比較的多い花粉が観測され、このことよりも来年(2016年)は、都内において、スギ花粉4,000~4,500個/cm2と、例年平均(約4,000個)を上回る花粉が飛散することが予測されます。また、昨年12月より暖冬傾向であり、年が明けても、最高気温が10℃を超える日が続き、この影響を受け、飛散開始も例年平均(2月10日すぎ:都内)よりも早い、2月上旬となる可能性も出てきました。

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