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ながくらクリニック通信Vol.61(2015/11/29)

2016年スギ・ヒノキ花粉飛散予想

◆来シーズンのスギ花粉飛散数は、前年より多くなると予測されます!◆

【今年の分析】

今年(2015年)の春のスギ・ヒノキ花粉の飛散数は、当初の予想より少なく例年平均を下回りました。(スギ花粉 2,693.9、ヒノキ244個/cm2:品川区)
この数は、最近10年のスギ花粉飛散総総数が、約4,000個(品川区)であることを考えると、かなり少なく、本測定地、品川区では気象協会のある千代田区(スギ+ヒノキ:2,941個)よりやや少な目でした。

◆スギ・ヒノキ花粉飛散に影響を及ぼす因子◆

① 前年夏の気象条件、気温が高く、日射量が多く、降水量が少ないと、花芽は良く成長し、翌春の飛散数は多くなる。
② 樹勢(花粉を大量につけた後には、木は弱まり、翌年は花芽の発育が抑制される。)
③ 花粉シーズンの気象条件(雨量、降雪など)

◆来年2016年のスギ・ヒノキ花粉飛散予測◆

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【飛散数】

2016年の花粉予想は、2015年の夏の最高気温が、関東甲信越地方が高めであったこと、日照時間、降水量が例年並みであったことより前年とほぼ同じくらいと予想されています。しかしながら、実際の花粉の着花量が予測値よりやや上回る傾向が報告されていることを考慮すると、これより多くなる可能性があります。

これら分析により、
品川区での飛散予測は、
スギ花粉4,000個
ヒノキ花粉750個

【飛散開始日】

飛散開始日は、現在、エルニーニョ現象が起こっているため、来年は暖冬傾向になると予想されているため、例年の飛散開始日(2月14日頃)より早い、2月上旬になる可能性もあると予想されています。

気象庁:エルニーニョ現象:
http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/data/elnino/learning/faq/whatiselnino.html
エルニーニョ現象発生時の日本の天候の特徴:
http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/db/elnino/learning/tenkou/nihon1.html

【参考WEB】

① 花粉情報(2016年春の花粉飛散予測) - 日本気象協会 tenki.jp(2015.10.7)
http://www.tenki.jp/pollen/expectation.html
② NPO花粉情報協会:2016年花粉予報
http://pollen-net.com/
④ 第10回 花粉症予防・治療シンポジウム(2016.1.31) 東京都健康安全研究センター
http://www.tokyo-eiken.go.jp/center/gyouji/h27/kafun-symposium/

 

スギ花粉症に対する舌下免疫療法(SLIT):『シダトレン』の治療を開始する方へ!

60-2◎舌下免疫療法(SLIT)は効果が出るのに時間がかかります。
◎花粉が飛散している時期には、体がスギ花粉に反応し敏感になっているため、治療を開始することができません。
来年は今年よりスギ花粉が多くなると予想されています。
なるべく早くの治療開始を薦めます。
1.舌下免疫療法(SLIT)の治療開始には、最新のアレルギー検査が必要です。初診当日から、治療を開始することが出来ません。
2.投与初日は、30分間、院内で安静にして、医師が安全を確認します。)

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